2007-06-22
シリーズ「不動産投資ファンドの成長は続くのか?」9
【第9回:外資を支配する巨大財閥】
今回から、いよいよ本題の『外資の戦略と将来予測』に取り組みます。(前回は、こちら)
(ロスチャイルドの紋章)
戦略分析と将来予測を行う上では、市場におけるメインプレーヤーの意志を読み解くことが欠かせません。今まで日本に直接関係の深いモルガンやゴールドマン・サックスなどを取り上げてきましたが、市場のメインプレーヤーと言えば、【ロスチャイルド】と【ロックフェラー】。
この2つの名前を出した途端に何故か重苦しくなるのですが、ここまで来たら触れざるを得ない・・・・
ちなみに、モルガンやゴールドマン・サックスとこの2大財閥とは密接な関係にあります。
■ロックフェラー系企業 石油…エクソン・モービル 情報通信…IBM 証券…メリルリンチ、【モルガン・スタンレー】 銀行…チェース・マンハッタン銀行 電機…GE 自動車…GM 航空…ボーイング 通信社…AP通信 飲料…ペプシ TV…NBCテレビ 新聞…ウォールストリートジャーナル
■ロスチャイルド系企業 石油…ロイヤル・ダッチ・シェル、BPカルテックス 情報通信…AT&T 証券…【ゴールドマンサックス】 銀行…ロスチャイルド銀行、【モルガン銀行】 電機…フィリップス 自動車…フォード、ルノー 航空…ロッキード 通信社…ロイター通信 飲料…コカコーラ TV…ABCテレビ、CBSテレビ 新聞…ニューヨークタイムス、ワシントンポスト
俯瞰すると、2大財閥がアメリカ市場でせめぎ合うかの様に(但し、絶妙なバランスで)様々な産業に食い込んでおり、それぞれが大企業を支配下に置いています。
なお、ゴールドマンサックスはロスチャイルド系、モルガン・スタンレーはロックフェラー系。
ちょっと不思議に思われるかも知れませんが、モルガン銀行はロスチャイルド系となっています。
その秘密は・・・