2009-04-01
ドル崩壊、世界通貨(SDR?)はどうなるのか
4月2日のG20首脳会議では、各国の財政出動、中央銀行による膨大な資金供給、一定程度の金融取引の規制・監督が合意され、それなりの声明が発表されるだろう。
しかし、肝心のテーマ、ドル崩壊と世界基軸通貨の再興については、英米と中露南米諸国が応酬するだけで、何も進まない。
今週ロンドンでG20首脳会合を目前に控えるが、現状を見る限りこの首脳会合は決裂に終わる可能性が高まっている。先ず発展途上国とロシアや中国がドルに代わる新しい通貨を提案していることに対し、アメリカが反対をし、ヨーロッパも意見がまとまっていない。
G20首脳会議は失敗に終わる可能性が高い(ベンジャミン・フルフォード氏)
世界基軸通貨を巡る、中国と米国の応酬を見てみます。
<写真は、中国人民銀行と周小川総裁>
また、歴史の中に埋もれてしまった、ケインズの世界通貨・バンコールについても、簡単にみます。
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