2012-08-25

近代市場の成立過程(16)〜金貸しが大国の凋落を企図した、フランス革命。

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バスティーユ牢獄襲撃

476年西ローマ帝国滅亡—。押し寄せてきたゲルマン人によって建国されたフランク王国も500年後に滅亡し、西と東に分裂し、西フランク王国はフランス、東フランク王国は神聖ローマ帝国( ≒ドイツ・オーストリア)に継承、両国は、「ローマ帝国の正統的後継者」を旗印として、西欧世界に名を成していきます。
ローマ帝国瓦解以降のヨーロッパ西地域における覇権争いの激しさは、各国がめまぐるしくくっついたり離れたりの連続で、一方の東ローマ帝国が1453年まで続いたのとは対照的です。
今回は、一方の「西欧の雄」として君臨したフランスを、その国家体制を大きく転換させ、一級の国家から単なる文化国家に脱落させる契機となったフランス革命について、革命前夜を中心にその背景と原因を考察していきます。応援よろしくお願いします☆

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  投稿者 urara | 2012-08-25 | Posted in 08.金融資本家の戦略No Comments »