2014-05-20

新しい通貨のカタチとは?~(1) ビットコインとは一体何か?

近頃、世間で話題にすることが多くなったビットコインですが、どのようなものかご存知でしょうか。ビットコインは仮想通貨に分類され、特有の市場で利用できる通貨です。

仮想でありながら既存通貨システムに連動し、2011年に1BTC(ビットコインの単位)の価値が約0.3USドルから、2013年米国上院委員会で合法的な金融サービスとして認められた時には、その価値が900USドルまで上昇し、話題になりました。

次代の社会構造を探求する上で、この新たな通貨システムはどのような可能性を持っているのでしょうか。

日本では利用が少ないため、知られていないことが多いと思います。実際に、どのようなことが起こっているのかを紹介します。

 

以下引用(2014/04/16 日本経済新聞より)

『マウントゴックス、破産手続きへ ビットコイン取引所』

東京地方裁判所は16日、仮想通貨ビットコインの取引所マウントゴックス(東京・渋谷)の民事再生手続き開始の申し立てを棄却した。確定すれば破産手続きに移行する。同社はスポンサー企業を探し再建を目指していたが、再生の見込みが乏しいと判断したもようだ。

 東京地裁は保全管理命令なども出した。保全管理人には小林信明弁護士が就いた。小林氏は同社のホームページ上で「しかるべき時期に破産手続き開始の決定がなされることが予想される」とのコメントを出した。

 マウントゴックスは2月28日、東京地裁に民事再生法の適用を申請していた。同社の説明では顧客や自社で保有していた85万ビットコインが消失し、65億円の負債を抱えていた。消失額は当時の他の取引所のレート換算で約470億円。12万7000人の顧客のうち99%が外国人だった。

引用終わり

 

なぜこのような事態が起こったのでしょうか。ビットコインがどういうものなのか、まずはその発端から取引の方法について触れたいと思います。その前にポチっと応援お願いします。

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  投稿者 komasag | 2014-05-20 | Posted in 07.新・世界秩序とは?No Comments »