2017-11-09

反グローバリズムの潮流(カタルーニャ独立問題その後、EU・中央政府は強硬路線)

kimura20171031103201-thumb-720xauto10月1日に住民投票が行われ、独立賛成が多数を占めたスペイン、カタルーニャ地方の独立問題、その後の状況を調べてみました。

10月28日にはカタルーニャ州議会が独立動議を賛成多数で採決し独立を宣言。これに対してスペイン政府は直ちに上院の承認を受けてカタルーニャ州の自治権はく奪、直接統治。31日にはスペイン司法長官がプチデモン州知事ら計20人を国家反逆罪、扇動罪(最高刑期15年)、公金不正使用罪(同6年)で訴追、プチデモン州知事はベルギーに逃亡、11月4日にスペインの裁判所はプチデモン州知事の逮捕状をだし、11月5日にはベルギーの司法当局はプチデモン州知事らの身柄を拘束しました。そして本日11月8日、スペイン憲法裁は州議会の独立宣言を憲法違反であり無効」として取り消す決定を下しました。

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  投稿者 dairinin | 2017-11-09 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨No Comments »