2008-02-16

中国政府系ファンド(CIC)参入で経済戦争の様相

「求ム「敏腕」外国人 中国政府ファンド、運用担当を公募」 
 
「■海外投資、高利回り狙う  2000億ドル(約22兆円)規模の外貨準備を海外に投資する中国の国家ファンド、中国投資公司(CIC)が、世界各国から“投資のプロ”の公募を始めた。運用ノウハウの不足を外部人材で補い、中東国家ファンド並みの積極投資で平均利回りを3%上回る運用成果を狙う。」 
 
以上はフジサンケイビジネス12月15日の記事である。(FujiSankei Business i. 2007/12/15)
http://www.business-i.jp/news/china-page/news/200712150005a.nwc 
 
 サブプライムローン問題で揺れている株式市場や各種金融投資市場にも、いよいよ政府系ファンドによる経済戦争の様相となってきた。世界中の投資機関に続々と大型投資が可能なファンドが手を挙げつつある。 
 
その前に中国政府系ファンドについて紹介しておきたい。(富士通総研のサイトで紹介) 
 
「これまで中国の外貨準備資産は、安全性や流動性を前提に国家外貨管理局がその運用責任を持ち、主に米国債に投資してきている。しかし、膨大な外貨資産を運用部門や運用先に集中しすぎるリスクや為替リスクなどが高まり、高収益の長期運用するためのポートフォリオの再構築や運用先の多様化が必要となってきた。2006年半ばごろから中国政府は、「超過」外貨資産の運用について研究調査を重ね、2007年9月に登録資本2,000億ドルの100%国有の政府投資ファンド:中国投資有限公司(CIC)を設立した。」 
 
http://jp.fujitsu.com/group/fri/report/china-research/topics/2007/no-71.html 
 
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  投稿者 hassii | 2008-02-16 | Posted in 07.新・世界秩序とは?1 Comment »