2012-03-04

2012年、新興国はどう動く?(8)〜イラン戦争は起こるのか?⇒中東は金貸しと新興国との三つ巴の覇権闘争に〜

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※イスラエルのネタニヤフ首相と米国のオバマ大統領
 
 
「2012年、新興国はどう動く」シリーズ、中東編の第二弾です。
 
前回の2012年01月29日の記事、「2012年、新興国はどう動く?(3)緊迫度を増すイラン情勢の行方は?」では、イラン制裁に焦点を当て、イランと主要各国との関係を軸に緊迫するイラン情勢を分析しました。
 
この段階では、圧力を強める米国、イスラエルと、それに強固に反発するイランの強気な外交(ホルムズ海峡封鎖を示唆)によって、一触即発かとも思われる緊迫感がありました。
しかし、その後は膠着状態が続き、何か米国(やイスラエル)は攻め手を欠いている(焦りの)印象さえあります。
 
但しこのまま膠着状態が続くことは考えにくく、結局のところ「戦争は起こるのかどうか」、が一つの焦点となりそうです。
(もし戦争になれば、第三次世界大戦とも言える大国同士の戦争に発展する可能性もあるからです)
 
そこで今回は、それぞれの勢力の背後に潜む力関係をおさえた上で、「イラン戦争は起こるのかどうか」を予測してみたいと思います。
 
 
いつも応援ありがとうございます。

(さらに…)

  投稿者 nishi | 2012-03-04 | Posted in 未分類 | No Comments »