2012-04-04

脱金貸し支配・脱市場原理の経済理論家たち(12)イスラム経済(ムハンマド・バーキルッ=サドル)

現代は市場原理に基づく経済システムが実体経済から遊離(バブル化)して、経済の崩壊の危機に陥っています。この経済システムに、過去〜現在に至るまで異議を唱えてきた経済理論家たちがいます。このシリーズではそれらの理論家の思想や学説を改めて見つめなおし、次代の経済システムのヒントを見つけていきたいと思います。
前回は貧困問題を社会に本当に必要な事業を提示することによって解決してきたムハマド・ユヌス氏を取り上げました。
脱金貸し支配・脱市場原理の経済理論家たち(11)ムハマド・ユヌス
今回は崩壊間近のバクチ経済を横目に拡大しつつある無利子銀行で有名なイスラム経済を、体系化した第一人者であるムハンマド・バーキルッ=サドル氏の『イスラーム経済論』からの引用を中心にご紹介します。

(ムハンマド・バーキルッ=サドル氏(左)とその著書「iイスラーム経済論」(右))
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  投稿者 staff | 2012-04-04 | Posted in 07.新・世界秩序とは?No Comments »