2013-01-12

日本史から探る脱市場の経済原理(7)〜【中世】市場の萌芽と貿易→蓄財による武士の台頭

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古代〜近世までの日本の経済システム(生産・流通・財政・金融etc)を追求する中から、新しい経済原理のヒントを見つけ出す「日本史から探る脱市場の経済原理」シリーズ。
 
プロローグ〜
(1)〜奈良時代に至る背景(支配者の変遷)と諸外国との関係〜
(2)在地首長制をひきずった古代律令制度〜
(3)徴税制度から民間流通へ、市場・商人の誕生
(4)日本で貨幣が浸透しなかったのは
(5)奈良時代の庶民の暮らしとは
(6)民衆発の社会事業を興した僧侶:行基
 
 
ここまでは「古代」に焦点を当ててきました。
そこでは、律令制の導入→中央集権化を強めるほどに、徴税が機能しなくなり、中央の思惑に反して貨幣が浸透していかなかった状況が明らかになりました。
それは当時、各地で有力豪族を統合者とした共同体が根強く残っていたためで、最終的に中央の貴族達は、それを維持する形での統合に収束していきました。そのような状況の中から、徴税制度を基盤とした流通網や商人なども登場しています。
 
 
今回からは、中世(主に10〜14世紀)に入っていきます。
 
まずは中世がどのような時代だったかをおさえましょう。
 

(さらに…)

  投稿者 nishi | 2013-01-12 | Posted in 未分類 | No Comments »