2018-01-01

世界を操るグローバリズム-17~なぜアメリカ政府がアメリカ社会を壊すのか~

 

日の出サヴォイ家イギリス王家

新年明けましておめでとうございます。

旧年中は当ブログをご愛顧いただきまことにありがとうございました。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

さて、当ブログ:『金貸しは国家を相手に金を貸す』は、近年「金貸し」に資金運用を任せてきた奥の院:(構造的には)金主の存在にスポットを当てて追求してまいりました。

その結果、サヴォイ、ヴェルフ(+ヘッセン)という二大勢力に行き着き、サヴォイ家はどうも中央銀行制度を見限り、民族自決やベーシックインカムに舵を切る方向に動いているようです。

一方、イギリス王室として裏でアメリカまでをも支配し、グローバル化(→世界統一政府)への流れを推し進めてきたヴェルフ家は、現在防戦一方の状況であると見て取れます。もしかしたら、ビットコインの流れはヴェルフ家かもしれません。

 

世界の流れはどうもサヴォイ家が模索する方向になりそうです。そうなると300年余り続いてきた「国家に金を貸す」中央銀行制度がなくなることを意味します。そういう意味では今年は政治経済を根底から覆す大転換期になる可能性が高いと睨んでいます。

 

また、この金貸し支配からの脱却や民族自決の流れは、実はロシアのプーチンが作っていることも重要です。

 

今年は、プーチンの動き、金主の2大勢力の次のステージへの対策などに注目して、追求していきたいと思います。

どうぞご期待ください。

 

P.S.今回記事もとても面白いので、是非目を通してください。

以下、『世界を操るグローバリズムの洗脳を解く(馬渕睦夫著)

からの紹介です。

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■ベトナム戦争はアメリカ社会を疲弊させるための戦い

 

ルーズベルトやトルーマンの取り巻きたちは、第二次世界大戦とその後の戦争で中国の共産化を推し進めました。アメリカ自身を共産化することはしませんでした。アメリカは民主主義国であり、国民は健全な考え方をしていましたので、共産化することはできなかったのです。

 

しかし、彼らにとって、必ずしも共産化だけが国際主義を実現する手法ではありませんでした。共産化は彼らの目指す形態の一つにすぎません。ソ連と中国を完全に牛耳るには共産主義という形態が良いと考えただけです。

共産化しなくても、政権を乗っ取って実質的に支配する方法もあります。国内を疲弊させれば、大衆をコントロールしやすくなります。

彼らは朝鮮戦争に続いてベトナム戦争を引き起して、アメリカ国内をガタガタにしていきました。

 

ベトナム戦争によって国論は二分され、激しい対立が起こり社会が乱れていきました。麻薬も蔓延し、廃退的ムードが社会に漂います。

これこそが、彼らの狙いでした。社会が混乱している間に、政治、経済、学問、文化など主要分野で彼らの仲間が全て牛耳るようになっていきます。

アメリカ国家を戦争で疲弊させ、反戦運動で社会を分裂させ、ドラッグなどで国民を廃退させ、国内を不健全な状態にして、政権から国民の文化に至るまで全ての分野の要職を牛耳ることに成功しています。結果から見ればそう見えるのです。

(さらに…)