2007-07-08
シリーズ「不動産投資ファンドの成長は続くのか?」10
【第10回:ロスチャイルドの軌跡】
市場を支配する巨大財閥の意志を読み解くために、ロスチャイルドの軌跡をまとめます。
ロスチャイルドが過去にどの様な戦略で市場を支配・独占し、ここまで巨大化したかを押さえることで現在及び将来の戦略が見えてきます。(前回は、こちら)
(ロスチャイルドの5人兄弟)
■以下にロスチャイルドの財閥史(リンク付き)を示します。
引用は、「赤い盾」広瀬隆著(下巻巻末の年表からロスチャイルド関係のみ抜粋)
関連リンクに是非ともお目通しを.....
(彼らのことは知れば知るほど現実から遊離した存在になっていくというパラドックスにおちいる場合があります。どうか始めに、『彼らは実在する!』と(心の中で)3回唱えた上でリンクをお読み下さい。なお、年表だけで意志が読み取れた方は御一報を!)
【米国】規制強化の狙いは「グローバルスタンダード」?
京都議定書に対して、中国やインドなど排出量の多い途上国が規制を受けず不公平、米国経済に不利益が及ぶ等の理由から離脱していた米国だが、このところ風向きが変わってきている。
前回の投稿にもあるように、環境基準に対する各種規制を強化する等の動きが出てきているのだ。
こうした動きを、大統領選挙対策(特にブッシュの支持基盤であるキリスト教福音派は倫理問題として深刻に受け止めている)や、地球温暖化問題を描いたドキュメント?映画「不都合な真実」による米国民の環境意識の高まりと見るむきもあるが、当ブログの読者でそのような理由だけで納得する人はいないだろう。
米国が急に環境意識に目覚めた(ように見える)のは、どのような理由があるのだろうか。