2013-02-05
大恐慌の足音・企業は生き残れるか? 第5回その2〜トヨタ創業の理念、至誠の精神は残っているか〜
前回は、トヨタ自動車の経営内容、財務状況を扱いました。トヨタは、リーマンショックの打撃から立ち直っていることをみました。
大恐慌の足音・企業は生き残れるか? 第5回その1〜トヨタ自動車の経営分析〜
リーマンショックは、トヨタにとって、戦後直後の経営危機以来の大幅赤字となりました。この危機状況に対処するため経営トップに、創業者豊田佐吉翁のひ孫に当る豊田章男氏が就任し、創業家・豊田家が前面に出ることとなりました。
今回は、創業家・豊田家の企業精神はどうか、章男氏にはその企業精神が流れていかを扱ってみます。
1.豊田佐吉翁の報徳思想、豊田綱領
2.倒産の危機が生み出した、三河モンロー主義
3.市場主義者が生み出したリーマンショックでの経営危機
4.豊田章男氏にみる創業者の精神
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【続新春企画】新政権で日本の外交どうなる?(1)安倍政権就任後の動き
2013年1月4日当ブログ:新春企画「新政権で2013年の日本どうなる?〜外交政策〜」では、
・政権に復帰した自民党の安倍総理は日米同盟強化を外交の基本方針としており、憲法を改正して自衛隊を正規軍として位置づけ直すなど、右傾化の動きを強めると予想される。
・経済的には、金融緩和、TPP推進など、米国の圧力に沿った新自由主義的な政策をより一層推進していくと予想され、インフレ→円安→日本国債暴落の危険性も高まっていく恐れがある。
と予測しました。
では、この間の安倍政権の動きはどうだったのでしょうか?中間まとめです。
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日本史から探る脱市場の経済原理(9)〜中世に見る「日本のものづくり」、「職人」の発展〜
前回の記事(リンク)では、律令制が崩壊した後世の「朝廷」と「幕府」による二重支配体制から、その税制や土地制度をたどりました。
これと時代を同じくして、中世の日本では中国に日本刀が渡り、農業技術が格段に上がり、鉄製の鍋などの生活用品も普及しだした時代でもあります。今回の記事では、律令制下で土地に縛り付けられていた人びとが、その制約から徐々に解かれていくと同時に萌芽していった、精巧な日本のものづくりの原点に焦点を当てていきたいと思います。
平安末期から鎌倉初期の刀工による日本刀
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