2013-07-16
【幕末維新の代理人】代理人認定#5 〜トーマス・ブレーク・グラバーの陰謀〜
明治維新の歴史に登場するグラバー、しかし、史実としてその残されたものは少ない。
明治維新とは江戸幕府を崩壊させ、傀儡政権である新政府を成立させた歴史であり、その中心に居たのがグラバーなのだが、色々な立場を持ち、使い分けていたが故に見えてこないのであろうか?
パークス、サトウ、グラバーと、維新時に暗躍した面子の中でも、特にその行動に謎が多いのがグラバーの特徴だ。
三菱財閥がその史実隠蔽に奔走したとか、司馬遼太郎のような歴史美談欺瞞作家の影響であるとか、様々な原因が塗り重なっての事であろうが、ココではまず、その真実に迫ってみたい。
グラバーの基本的スタンスは、商売人だ。故に、商売拡大の為に、明治維新というクーデターを画策していた。
観光スポットにもなっている、グラバー邸で陰謀が段取りされていたのである。