2013-11-12

【幕末維新の代理人】代理人認定#10 岩崎弥太郎 第4回 戦争を利用して船事業を制覇した三菱

 幕末明治の混乱期に生まれ、急成長し、巨大な資本を手にしながら、その後、戦争がある度に大儲けし、日本有数の財閥へと三菱は成長を遂げました。現在、実は防衛庁予算の1/3を引き受ける日本最大の軍事産業グループにまでなっています。
 前回は三菱が官と癒着し、上級藩士と協力して、藩(公)から民(私)へと資産を移動させ、国(幕府)や地方(藩)の資産を、自分達で使えるようにし、その巨額資産が三菱の礎となったことを解説しました。今回は、政府と三菱の、癒着の歴史を、なかでも「船事業と戦争」に焦点をあてて追いかけます。
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画像は三菱グループのホームページからお借りしました。
前回までの記事
【幕末維新の代理人】代理人認定#7 岩崎弥太郎 金貸しの間接統治者 三菱を創った男
【幕末維新の代理人】代理人認定#8 岩崎弥太郎 三菱の礎 いろは丸沈没事件の謎
【幕末維新の代理人】代理人認定#9 岩崎弥太郎 第3回 国賊への道を歩み始めた三菱 

(さらに…)

  投稿者 norio | 2013-11-12 | Posted in 未分類 | No Comments »