2013-12-23

中央銀行支配からの脱却(5)〜ビットコインは次代の通貨になりえるか?〜

前回記事で、ビットコインという仮想通貨の急速な広がりとその仕組みを紹介した。
最近では、授業料が支払える大学も登場した。

 世界初、仮想通貨で授業料を払える大学
キプロス共和国(東地中海上にある島)の私立大学であるニコシア大学が、デジタル通貨「ビットコイン」(Bitcoin)で授業料や手数料を支払うことのできる初めての大学になると発表した
 
大学の目標はさらに大きい。同大学の理事らは、キプロス共和国をビットコイン取引の中心、言ってみれば「暗号通貨のウォール街」にする計画を提案する予定だとも述べている。

 
 
中国ではビットコインブームが過熱し、取引所の取引量が世界一になった。ビルの1フロアを使ってビットコイン採掘専門のコンピュータシステムを構築する中国人(下の写真)も現れるまでになったが、先日、金融当局の規制がかかり、ビットコイン相場を半分に暴落させた。

bitcoinmaker.jpg

この銀行システムを介さない仮想通貨には中央銀行支配を打破する可能性はあるのか?そして、仕掛け人は誰なのか?をさらに追求する。

(さらに…)

  投稿者 s.tanaka | 2013-12-23 | Posted in 09.反金融支配の潮流No Comments »