2015-02-17

プーチンと金貸しとの戦い(5) プーチンの戦略

<ロシアのプーチン大統領>

<ロシアのプーチン大統領>

ロシアと金貸し(ロスチャイルド)の戦いの歴史的考察を踏まえ、現在のプーチンと金貸しとの戦いの構図を見て行きます。

先ずプーチンの戦略から見て行きます。ソ連崩壊後、ロシアは金貸しの傀儡であるエリツィン大統領によって、次々と国営大企業が民営化され、ユダヤ財閥(オリガルヒ)に支配されて行きましたが、それに反旗を翻し、金貸しから国営大企業を奪回したのがプーチンです。

そう考えると、プーチンは全面的に金貸しと戦っているように見えますが、事はそう単純ではありません。プーチンは何を考えているのか?あらためて過去記事をもとに、考えてみたいと思います。
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  投稿者 yukitake | 2015-02-17 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨No Comments » 

プーチンと金貸しとの戦い(4) 歴史的考察③ ロシア革命

<演説するレーニン>

<演説するレーニン>

ロシア革命とは何であったのか?いかにして米ソ冷戦構造がつくられたか?、金貸しの戦略の核心に迫ります。

引き続き、参考図書として、「世界を操る支配者の正体」(馬渕睦夫著、講談社)より、歴史の紹介部分を引用します。
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  投稿者 yukitake | 2015-02-10 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨No Comments » 

「天皇」という力の正体とは?(4)~天皇所有の国策企業による植民地支配

明治維新当初、西洋を模した近代化における「神」の位置に祭り上げられた天皇家だったが、やがて、前々回記事のように多くの企業を所有する日本最大の財閥という実質的な資力と権力を有する存在となってゆく。

では、この天皇が所有していた企業群は、日本の近代化においてどのような役割を果たしたのだろうか。前々回記事http://www.kanekashi.com/blog/2015/01/3732.html中の株保有リストの中の幾つか主だった企業について、『天皇財閥 皇室による経済支配の構造』より紹介する。
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南満州鉄道本社
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  投稿者 tasog | 2015-02-06 | Posted in 02.日本の金貸したち, 08.金融資本家の戦略No Comments » 

イスラム国人質事件はトンデモない茶番

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マスコミ報道だけを見ていたのでは、この事件の本質は分かりません。今、この国ではトンデモない茶番が行われています。とうとう安倍自民の暴走⇒世論操作もここまで来たかという危機感を覚えます。

「テロは断じて許さない、国際社会と連携して行く」という安倍首相の言論に騙されてはいけません。イスラム国を非難するだけでは真の原因は分からないし、何も解決しません。マスコミが伝えない事実から、事の本質を追求する必要があります。この間のネット情報から、茶番の構造を分析します。
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  投稿者 yukitake | 2015-02-03 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨No Comments » 

「天皇」という力の正体とは?(3)~西欧化への唯一神として据えられた近代天皇

前回と前々回の記事では、戦前の天皇と宮内省が強大な「財閥」であったことを明らかにした。

ところで、天皇そのものは万世一系の名の通り、明治の遥か以前から何百年にも存在し続けてきた。しかしなぜ、明治維新に当たって、改めて天皇を中心にした権力構造を強力に作り上げる必然性があったのか。

『天皇財閥 皇室による経済支配の構造』に興味深い記述がある。
それは「近代天皇はキリスト教の神である」というものだ。
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  投稿者 tasog | 2015-01-29 | Posted in 02.日本の金貸したち, 08.金融資本家の戦略No Comments » 

プーチンと金貸しとの戦い(3) 歴史的考察② アメリカ南北戦争

<エイブラハム・リンカーン>

引き続き、参考図書として、「世界を操る支配者の正体」(馬渕睦夫著、講談社)より、歴史の紹介部分を引用します。話がロシアから飛びますが、金貸しはアメリカ支配も策謀し、後の米ソ冷戦の対立構造を作って行きます。金貸しのアメリカ支配の原点は、アメリカ南北戦争にまで遡るようです。
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  投稿者 yukitake | 2015-01-27 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨No Comments » 

シャルリー・エブド事件の裏にある力学

1/7にパリで起きたフランスの「シャルリー・エブド」襲撃事件について「櫻井ジャーナル」さんの分析が鋭いので紹介します。
なぜフランスでテロが起きたのか? そのテロの背後には何があったのか? 世界情勢から説明してくれています。

襲撃事件の舞台になったフランスの動きを見ると、昨年7月、石油取引をドルで決済する必要はないと言い切っていたフランスの大手石油会社、トタルのクリストフ・ド・マルジェリ会長兼CEOは、その3カ月後にモスクワの飛行場で事故のために死亡、12月にはフランソワ・オランド仏大統領がカザフスタンからの帰路、ロシアを突然訪問してプーチン大統領とモスクワの空港ビルで会談、年明け後には西側のロシアに対する「制裁」を辞めるべきだと語っている。仏大統領がモスクワを訪問した頃、アメリカが「偽旗作戦」を計画しているという噂が流れ始めていた。ロシア嫌いで有名なアンゲラ・メルケルが首相を務めるドイツでも、外務大臣や副首相がロシアを不安定化させる政策に反対すると表明している。 《櫻井ジャーナル》 より

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2014年12月6日(ロイター)
先進7カ国(G7)の首脳として初めてモスクワを訪れ、
ウラジーミル・プーチン大統領(62・左)と会談した
フランスのフランソワ・オランド大統領(60・右)

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プーチンと金貸しとの戦い(2) 歴史的考察① ウィーン会議

プーチンと金貸しとの戦いの背後構造を知るために、歴史的な考察から追求して行きます。ロシアと金貸し(ロスチャイルド)との戦いは、金貸しが国家を支配するようになったナポレオン戦争後のウィーン会議にまで遡るようです。

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 <ウィーン会議「会議は踊る」>

 

参考図書として、「世界を操る支配者の正体」(馬渕睦夫著、講談社)より、歴史の紹介部分を引用します。著者の馬渕睦夫氏は、元駐ウクライナ大使で、外務省では、イギリス、インド、ソ連(当時)、イスラエル、ニューヨーク総領事館、EC日本政府代表部などを歴任された方です。豊富な外交経験に裏打ちされた情報は、かなりの信憑性があります。

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  投稿者 yukitake | 2015-01-20 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨No Comments » 

「天皇」という力の正体とは?(2)~戦前の皇室財産の規模と内容

前回記事で、戦前の天皇および宮内省は、三井や三菱、あるいは当時のロックフェラー家をも凌駕する「財閥」だったという事実を、吉田祐二著『天皇財閥 皇室による経済支配の構造』から紹介した。

では、当時の天皇の財産の「中味」とは、どのようなものだったのか。
引き続き同著から紹介する。
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  投稿者 tasog | 2015-01-15 | Posted in 02.日本の金貸したち, 08.金融資本家の戦略No Comments » 

プーチンと金貸しとの戦い(1) 現状分析

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目下の世界情勢の注目点は、プーチンと金貸しとの戦いでしょう。ウクライナを巡るプーチンと金貸し(欧米)との戦いは、第3次世界大戦の火種にもなりかねないと言われています。

なぜ、プーチンと金貸しは対立しているのか?その背後構造を探るために、先ずはプーチンと金貸しの戦いの現状から押さえておきます。

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  投稿者 yukitake | 2015-01-13 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨No Comments »