2019-10-15

国際情勢の大変動を見抜く!-34~アメリカのエスタブリッシュメントはユダヤ社会~

WASP

今回はアメリカのディープステートについて。アメリカは250年近く前の独立宣言当時からWASPが裏の支配者としてアメリカ社会をコントロールしてきた。ところが100年ほど前のFRB設立時からはユダヤ人社会にとってかわった。金融、メディア、司法を支配することでアメリカ社会をコントロールしてきた。

 

世界統一政府樹立へ少数民族であるユダヤ人が立てた戦略がグローバル化。ボーダレス化により民族を分断し小グループの編成へ。そしてそのグループ同士の小さな対立を止揚して統合するという。ローマ帝国時代と同じ手法。実はもっと古く、遊牧部族の羊の群れの統治方法に依拠している。

 

こんな古い手法はこれから先通用するはずがない。その手の内はすでに白日の下に晒されている。後は、この事実を皆が共有することだと思う。その意味で民族自決の流れが本流となることは間違いない。

 

今回のラグビーワールドカップで、日本民族の振る舞いに注目が集まっている。同一民族で強い繋がりを持つ日本人は決して、自分たちの殻に閉じこもることなく、寛容に世界の人々、文化を受け入れる姿が世界に感動を巻き起こしている。ロシア:プーチンが目指すのもこのような心。

この流れが来年のオリンピックでも加速され、世界が日本人の心の秘密を学ぼうとするだろう。

たかがスポーツイベントと思うかもしれないが、世界の人々が欠乏を高める効果はあるように思う

 

『知ってはいけない現代史の正体』(馬渕睦夫 著)からの紹介です。

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■保守対リベラルという対立構造の誤謬

 

2018年10月、トランプ大統領が連邦最高裁判所判事に指名した保守系のブレッド・カバノーという人物が上院の承認を得て就任した、という報道がメディアで大きく取り上げられました。注目の裏には、リベラル側が仕掛けたカバノーのスキャンダル追及の影響もありました。

 

アメリカの連邦最高裁判所判事は9人います。保守系5人、リベラル系4人という内訳は伝統的なものですが、前任者のアンソニー・ケネディ判事は保守側とはいえ、時にきわめてリベラル寄りの司法判断をすることで知られていました。トランプが指名したカバノー判事が後釜に就任することで、改めて5対4の保守対リベラルの棲み分けが明確化することになるという論調を各メディアはとりました。

 

しかしメディアは、ここまでのことしか伝えません。保守対リベラルとはいったい何のことを指しているのか、という点について伝えることは決してありません。

 

実は連邦最高裁判所判事のリベラル側4人のうち3人がユダヤ系です。もう一人はヒスパニック系です。つまり、リベラル側判事の4人はアメリカのマイノリティつまり少数派で占められています。

 

アメリカにおけるユダヤ系人口は600万人前後であり全人口の2パーセント程度にすぎません。そんな少数派が連邦最高裁判所判事の9人のうち3人、三分の一を占めています。バランスを欠いていると考えるのが常識というものです。

 

つまり、保守対リベラルという考え方には錯覚があるのです。「保守」対「リベラル」とは事実上、「その他の人々」対「ユダヤ系の人々」です。

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