2011-01-15

経済破局を超えて、新しい政治経済の仕組みへ 第4回:架空の経済成長 金融デリバティブはネズミ講

このシリーズの第1回「同じ過ちは繰り返すな」第2回「欧州の国家・金融危機」では、市場が弱肉強食の世界であり、金融危機でさえ強者=金貸したちが肥え太り、負担は国家=国民に押しつけられていることを扱いました。
 
しかしそれは、金貸しのモラルだのといった問題以前に、彼らが棲息する場である「市場」が、社会全体を取り込んだ”だまし共認”によって成り立っており、それこそが市場の本質であり支配力の源泉であることを、第3回「市場の本質は、徹頭徹尾”だまし”である」で突き詰めました。
 
今回はさらに、『金(ゴールド)相場の映すものは?』「船井幸雄.com」の超プロ・K氏の金融講座)を引用しながら、現在の市場経済システムがいかに歪んだものになっているのかを明らかにします。

長期の金価格(1978〜現在)
(画像は、三菱マテリアル「金価格データライブラリー」 からお借りしました。)
 
1.金の異常暴騰は、市場経済システム崩壊の前兆
2.金融デリバティブはネズミ講
3.ここ10年で金融危機の規模は100倍へ
 
いつも応援ありがとうございます。
 
 

(さらに…)

  投稿者 watami | 2011-01-15 | Posted in 01.世界恐慌、日本は?2 Comments »