2011-07-10

ランドバンキングとは?−1〜米国が仕掛ける新たな土地バブル?

先日のネットサロンでのこと。
 
今後の世界経済について、金融に詳しい参加者のS氏がこう言った。
 
「ドルはこれからしばらく上がりますよ。」
 
リーマン・ショック以降、実体経済はズタズタで、国債の発行上限の引き上げを巡り議会が紛糾、8月にはデフォルトの噂まである米国の通貨が、どうして上がるというのか?
「それは、テキサスで新たにサブプライムが仕掛けられているからです。」
(S氏)

286px-Map_of_USA_TX_svg.png

テキサス?サブプライム?参加者一同がキョトンとしていると、もう一人の参加はI氏が、「あ、その商品、この間セミナーに行って購入しました」という。なんと、S氏の言う新・サブプライム商品は、既に日本にも顧客を作りはじめているらしい。
 
2001〜2006年に住宅バブルを発生させ、2008年のリーマン・ショックに始まる世界金融危機の火種となったサブプライムローン。その欠陥を修正して開発したのだろうという新たな金融商品は、再び米国の土地・証券バブルを生み、ドルを延命させるのだろうか?
今回から数回で、この新たな金融商品の正体を、当事者であるサロン仲間とともに追求してみたい。
いつも応援ありがとうございます。

(さらに…)

  投稿者 s.tanaka | 2011-07-10 | Posted in 08.金融資本家の戦略7 Comments »