2011-07-27

世界の闇の支配勢力から日本の支配史を読み解く 【歴史No.1 市場拡大を狙う欧州勢が日本へ来た理由〜江戸時代前夜〜】

シリーズでお送りする「世界の闇の支配勢力から日本の支配史を読み解く」
今回から数回に分けて、国際金融資本家=世界経済を動かす金貸しとの結びつきを中心に、江戸時代における金貸し支配史を紐解いていきます。可能な限り世界史と日本史を融合する形で、また暗記だけの学校教育とは違う因果関係を明らかにしながら、分析していきたいと思います。
江戸時代は、長崎の「出島」を除いて海外との貿易(通商)がない、いわば鎖国状態だったと、わたしたちは学校教育で習ってきました。しかし改めて考えてみると、鎖国なのに出島があるのはなぜなのでしょう?「出島」とは一体なんのために存在していたのでしょうか?
まず、江戸幕府が成立した1603年当時、世界はどのように動いてたのか年表を見てみましょう。
(年表)
当時のヨーロッパは大航海時代。大航海の動機付けは、冨収奪のための植民地拡大=市場拡大そのものだったわけだが、江戸の開幕前後に焦点を当ててみると、ポルトガル・スペイン・イギリス・オランダと欧州各国が入り乱れて日本にやってきている。1641年の鎖国完成以降、「出島」での貿易権を獲得したのはオランダであって、この時代、どうして各国がこぞって日本(や他のアジア諸国)にやってきて、貿易を始めようとしたのか、その意図はどこにあったのか?に迫ってみる。

(さらに…)

  投稿者 pipi38 | 2011-07-27 | Posted in 02.日本の金貸したち1 Comment »