2012-02-27

これからの税制どうする? 第1回〜消費税増税するのなんで?

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2011年11月3日、G20サミットに出席していた野田首相が「2015年頃までに消費税率を10%まで引き上げる」と国際社会を相手に発表してしまいました。
えっ!?なんで??と思った人も多いはず。
だって、消費税を巡っては、「日本経済を冷え込ませる」との批判が各方面から出ていたし、「まずは無駄の削減からだ」というのが大半の国民の声でした。それなのに、国内の議論を十分に尽くさないまま、消費税率増税は国際公約として掲げられてしまったんです。
3ヶ月経ち、政府は消費税増税をまるで既定路線であるかのように走っています。新聞・テレビも議論の余地さえない論調です。いつの間にか、世論調査においても、半数くらいの国民が消費税増税を容認しています。
確かに、日本の財政が苦しいのは事実だし、何か改善の手立てはないかとみんな考えています。。。
そこで出てくるのが、「安定財源を求めるなら、景気に左右されない消費税だ」という話です。 
※消費はH9年に消費税が5%に引き上げられて以降、税収は10兆円で推移。税率を上げれば、確実に税収が見込める。 
※出典;財務省ホームページ 一般会計税収の推移より
 
 
さらに輪をかけて、「借金1000兆で日本の財政は破綻寸前。このままだとギリシャの二の舞になる。」と煽られたり、あるいは「東日本の復興財源に10兆円いる。」と理由を付けられたら、誰だって「しょうがない。。。」ってなっちゃいますよね。
社会を牛耳る官僚や政治家、マスコミたちは、こうした国民の危機感や同情心に付け込み、大増税に向けて着々と準備を進めているんです。
少し前置きが長くなってしまいました。
第1回では『消費税増税するのはなんで?』と題し、消費税増税の背景には、誰のどのような思惑が働いているのかを探っていきます。
 
①財務省
②大企業(経団連)
③民主党
④マスコミ

 
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  投稿者 bibibi | 2012-02-27 | Posted in 未分類 | No Comments »