2007-03-04

内部統制がやってきた!さぁどうする?

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内部統制と一言でいっても企業側の意識と対応の仕方でかなり明暗が分かれるようです。
〜内部統制で会社が壊れる!?〜
ひたすら社内管理の強化に向かった例でいくと・・・

・出社時、会社の入り口で金属探知機とX線探知機のゲートをくぐらないと入れない。私物を職場に持ち込ませない。(大手ソフト開発会社)
・送信メールの検閲。社内パソコンの操作記録(準大手証券会社)
・1つの支払い案件に、10以上の階層の決裁が必要
・鍵をしまう引出しにさらに鍵をかける
・隣りの部署にいくにもセキュリティカードが要る
・社内報告のための文書が多すぎて実務に割く時間が減った

日経ビジネス編「会社を強くする正しい!内部統制」より

と、笑うに笑えない 🙁 事例も多く、
また、社内管理に関するあるアンケートによると

・自分の会社で社内管理の強化が進んでいると思う…77.7%
・社内管理の強化に負担を感じたことがある…56.0%
・社内管理の強化で仕事の効率が低下していると(よく・たまに)感じる…90.6%
日経ビジネス編「会社を強くする正しい!内部統制」より

と、大部分の企業が社内管理の強化に向かい、しかも、その結果、仕事の効率がどんどん低下 しているとなれば、何のための内部統制かわかりません。
リスク管理強化 →社員の活力が低下 →業務効率・精度低下 →リスク増大 →リスク管理強化 →・・・
と悪循環に陥っており、それは“会社を守ること”を第一義に、上から規範を押し付けるだけとなっている。それでは、うまくいくはずありません。
しかし、一方では・・・
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  投稿者 daicy | 2007-03-04 | Posted in 10.経済NEWS・その他5 Comments » 

ハゲタカからの防衛か?【戦略的上場廃止】

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高度成長期
企業は、競って上場を目指してきました。
東証二部から一部へ上がっていくことが、企業の格付けや評価に繋がり一つの目標でした。
しかし、最近では、上場する事により
・敵対的な買収の標的にされる。(ハゲタカの餌食にされる)
・株主から短期的な利益還元が求められる。
・マーケットという不確実性を多分に含んだ「市場の声」に神経を尖らせざるを得ない負担を強いられる。
上場することで経営的リスクを伴ってきているのです。
最近、戦略的に上場を廃止する動きが顕在化してきたようです。
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  投稿者 nakamura | 2007-03-04 | Posted in 04.狙われる国の資産3 Comments »