2010-12-04

経済破局を超えて、新しい政治経済の仕組みへ プロローグ

2008年9月のリーマンショックによって、先進国の金融システムがほとんど崩壊しかけました。
この金融システムとは、銀行・証券会社・年金基金・ファンドなどが複雑に絡み合ってお金をやりとりするシステムです。一言でいえば、世界規模に広がったマネーゲームの崩壊です。その背後には欧米の金貸したちが存在します。 
 
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       金貸しが支配する世界経済の行方 
 
金融システムの崩壊によって、先進国の住宅市場や自動車市場が急速に縮小し、実物経済にも多大な影響がでました。例えば、日本一優良企業であったトヨタ自動車が大幅な赤字に陥り、GMが倒産しました。 
 
住宅バブル市場の崩壊によって、米国では毎月十万世帯近くが家を失い、毎月、何件もの銀行が倒産しています。また、ギリシャに続いてアイルランドに対し、大規模な救済策が打ち出されましたが、その連鎖でポルトガルやスペインの国家財政(国債発行)や金融機関の信用不安が増大しています。 
 
2008年9月から2年ほどたちました。米国や日本では、政権が交代しましたが、長引くデフレ経済の中で、全く、どこからも元気の出そうな方針、展望がでてきません。 
 
そこで、るいネット秀作投稿を手掛かりとし、シリーズ『経済破局を超えて、新しい政治経済の仕組みへ』に取組んでいきます。 
 
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  投稿者 leonrosa | 2010-12-04 | Posted in 01.世界恐慌、日本は?4 Comments »