2010-12-25

経済破局を超えて、新しい政治経済の仕組みへ 第2回欧州の国家・金融危機、背後にある構造(金貸しと国家の攻防)

このシリーズの第1回は、2008年9月のリーマンショック・世界の金融崩壊が明るみに出した、中央銀行・金融機関(金貸したち)の身勝手と欺瞞を扱いました。 
 
第1回「もう同じ過ちは繰り返すな!2009年に得た厳しい教訓」〜ジョセフ・スティグリッツ〜 
 
第2回は、11月末に一応の決着をみたアイルランドの金融危機・国家財政危機の様相を扱います。 
 
何故、ギリシャやアイルランドという欧州周辺国でバブルが巨大に膨らみ、その破綻が顕在化したのか。 
 
バブルを演出したマネー(投機資金)と投機家は、どこを拠点にしているのか。 
 
ギリシャとアイルランドの通貨は、欧州共通通貨である『ユーロ』、国家の枠を超えた『ユーロ』です。一方、危機への対処は、国家単位で行うことになります。
そこで、超国家・共通通貨『ユーロ』と国家主権の問題点を最後に扱います。 
 
写真は、ロンドンのカナリーワーフ(シティの出先の金融街)です。 
 
CanaryWharf02.bmp
写真出典:Canary Wharf 
 
1.通貨ユーロの辺境国家、アイルランドの危機
2.危機は、金貸し達の第2拠点、ロンドン(シティとカナリーワーフ)からやってくる
3.国家主権(通貨発行権)とそれを超えるユーロとの矛盾 
 
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  投稿者 leonrosa | 2010-12-25 | Posted in 01.世界恐慌、日本は?6 Comments »