2013-05-03

『世界経済の現状分析』【19】〜ASEAN・アジア分裂を狙う米国TPP

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前回から今後の経済発展で注目されるASEANについて注目しています。
今回は、ASEANを中心とする経済圏と周辺国の状況を整理し、日本を狙うTPPとの関係はどうなっているのか?について追求していきます。
まず前回のデータから、ASEAN諸国の主要貿易取引先を見てみると
1位:中国 18.1%
2位:日本 14.1%
3位:EU 13.1%
4位:米国 12.0%
5位:韓国  6.3%
米国・日本は、ASEAN貿易でトップを中国に奪われています。
ASEANの工業化を支援してきたのは、日本ではなかったのか?
米国は4位。オバマ大統領2期就任後、まずASEANへ。
今、ASEANをめぐって何がおきているのか?
過去の『世界経済の現状分析』シリーズは以下をご覧ください。
『世界経済の現状分析』【1】プロローグ
『世界経済の現状分析』【2】米国経済の現状(ファンダメンタルズ)
『世界経済の現状分析』【3】米大統領選の分析その1(両候補の政策の違い)
『世界経済の現状分析』【4】米大統領選の分析その2(両候補の支持層の違い)
『世界経済の現状分析』【5】米大統領選の分析その3(米大統領選の行方?)
『世界経済の現状分析』【6】中国経済の基礎知識
『世界経済の現状分析』【7】中国経済の現状(ファンダメンタルズ)
『世界経済の現状分析』【8】中国、新体制・習近平でどうなる?
『世界経済の現状分析』【9】中国経済のまとめ
『世界経済の現状分析』【10】欧州経済の現状①(ファンダメンタルズ)
『世界経済の現状分析』【11】欧州経済の現状②(独・仏 VS PIIGS 格差問題の分析)
『世界経済の現状分析』【12】EU経済の現状③(EUの政治状況、右翼化?)
『世界経済の現状分析』【13】ロシア経済の現状(ファンダメンタルズ)
『世界経済の現状分析』【14】ロシア経済の現状〜プーチンの焦り
『世界経済の現状分析』【15】コラム:新たな天然ガス資源「シェールガス」
『世界経済の現状分析』【16】ブラジルの経済の現状(ファンダメンタルズと金貸しの戦略)
『世界経済の現状分析』【17】『世界経済の現状分析』インド経済
『世界経済の現状分析』【18】ASEAN経済の現状(ファンダメンタルズ)
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  投稿者 yooten | 2013-05-03 | Posted in 07.新・世界秩序とは?No Comments »