2007-10-17

ドル基軸通貨体制崩壊の足音

このところドルに対する信用不安を誘引する金融・経済問題が立て続けに起こっている :blush: 。
ドルの基軸通貨体制崩壊(米国覇権の失墜)はいよいよ時間の問題か!?
それを示す事象を注意して見ていきたい
1.石油決済がドル建てからユーロ建て、円建てへ
最近、基軸通貨決済の象徴でもある石油取引でショッキングなニュースが流されました。

イラン、原油代金決済で非ドル通貨比率を80%に引き上げへ
2007年9月26日(水)11:42
 [テヘラン 25日 ロイター] イラン国営石油会社(NIOC)の幹部は25日、原油輸出代金の決済通貨について、ドル以外の通貨の比率を10月末までに80%に引き上げる意向を明らかにした。
 新日本石油<5001.T>など日本の石油元売会社がイランから購入する原油の代金を円建てに変更したことで、イランの原油輸出代金でドル以外の通貨が占める比率はすでに70%以上になっている。
 同幹部はロイターに対し「わが国とアジアの顧客との取り決めで10月末までに原油輸出代金でドル以外の通貨の比率を80%程度に引き上げたい」と述べた。
 ドル相場の下落でドルの購買力が低下しているとして、イランはこの2年間、決済通貨としてのドルの比率を減らしてきている。

え!?ドル以外の比率が80%にも!?
これがどういうことかというと…
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  投稿者 wabisawa | 2007-10-17 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨3 Comments »