2010-04-23

日本の税システムを考える3〜戦後の税制の基礎を定めたシャウプ勧告とは〜

日本の税システムを考えるシリーズの3回目です。
現在の日本の税制の基礎は戦後間もない1950年に行われた税制改革によって確立されました。その改革を行ったのがカール・シャウプというアメリカの財政学者です。
戦後GHQの要請によって組織された彼を団長とする日本税制使節団は、当事インフレだった日本経済の安定化を目的とし日本財政の状況を4ヶ月弱にわたり調査、その後、彼がGHQに提出した報告書はそのまま日本政府に対する勧告という形式をとって税制に反映されたため、通称「シャウプ勧告」と呼ばれます。
そのシャウプ勧告とはどのような税制だったのか、を紹介していきたいと思います。
いつもありがとうございます

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  投稿者 heineken | 2010-04-23 | Posted in 未分類 | 6 Comments »