2010-09-16

国家と市場の成立→崩壊構造に迫る(4) 何をするにもお金がかかる社会

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<画像はこちらからお借りしました>
前回は、市場がどのように登場し、拡大していったかについて明らかにしました。
〜市場の登場→拡大とは、すなわち大衆レベルにいたるまでの私権獲得可能性の拡大ということ。相手を騙すこともアリ、という自我意識にまみれた思考方法もセットになり、両者は相乗効果を生み、市場拡大は恐ろしいほどの勢いで加速していった。特に主役を演じたのが性的自我に基づく性幻想で、「商品」のほぼすべてが、この性幻想をバックボーンにしているといってもよいものでした。〜
今回は、今の社会が「何をするにもお金がかかる社会」になってしまった原因を明らかにしたいと思います。
現代人はあたりまえのように思っていますが、何をするにもお金が必要な社会になったのは、日本ではせいぜい150年ぐらいの歴史しかありません。
江戸時代、村落で暮らしていた農民たちは、衣食住のほぼすべてを村落内で自給していたので、殆どお金を使う必要がありませんでした。明治になって、税をお金でおさめなければならなくなって初めてお金が必要になりました。……
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  投稿者 wyama | 2010-09-16 | Posted in 08.金融資本家の戦略6 Comments »