2010-09-29

BRICs徹底分析〜最終回、4カ国の今後はどうなる

BRICs徹底分析は、中国、インド、ブラジル、ロシアとみてきました。
経済面では、強い産業は何なのかを中心に扱いました。さらに、国の安定と発展には、政治指導層の資質が重要であり、指導者の分析を行いました。 
 
今回は、シリーズの最終回として、各国の経済と政治指導の安定度をまとめてみます。
ドル崩壊による世界経済の破局も予想される中、各国の経済の状況はどうか、経済的な自立度(自給状況)はどうなのか、混乱を乗り越える指導層は安定しているかをみてみます。 
 
本文に入る前に、改めて、4カ国の人口、国土面積、名目GDPを確認します。人口規模は、中国13億人、インド11億人、ブラジル・ロシアも1億人を超えています。国土面積でも、インドは329万平方キロメートルとやや小さいですが、いづれも、米国に匹敵する国土面積をもっています。 
人口と国土面積からいうと、4カ国は、いづれも米国に匹敵する『大国』です。
この大国が、先進国の停滞を尻目に、高度成長を果たしていますので、早晩、GDPという指標でも米国に迫って行きます。 
  BRICs03.bmp 
 
1.4カ国の経済成長と経済自立度(自給状況)
2.政治指導の安定している3カ国(ブラジル、インド、ロシア)
3.経済社会不安と次期政権闘争に入った中国の危うさ 
 
本文に入る前に、応援クリックを! 
 
 
 

(さらに…)

  投稿者 leonrosa | 2010-09-29 | Posted in 07.新・世界秩序とは?11 Comments »