2011-02-14

シリーズ「食糧危機は来るのか?」2 〜食糧危機と市場経済は両刃の剣〜

このシリーズでは「食糧危機は来るのか?」というテーマを通じて、複雑に絡み合った各問題を貫く根本原因を追及することで、各問題が個別に議論されることで陥った閉塞状況から抜け出し、新たな可能性を提示していく目指しています。学生や社会人、様々な世代が集まり毎週議論していますので、詳しくはこちらを参照→ネットサロン
前回の記事では、私たちを取巻く複雑に絡み合った食糧問題をどのように捉え、どのように対応していけばよいか?二つの位相でとらえた『食糧危機問題』とその『共通構造』を見ていきました。
シリーズ「食糧危機は来るのか?」1〜食糧危機問題の捉え方〜
①世界における食糧危機問題
②日本における食糧危機問題

共通構造:食糧危機問題の背後に市場あり
シリーズ第2回は、先進国と途上国の間に横たわる搾取の構造について追求してみたいと思います。今回は、少し歴史を遡りながら先進国と途上国の関係がどのように築かれていったのか見ていきたいと思います。特に食糧危機問題に大きくかかわっている、途上国を巻き込んだ『緑の革命』の実態に迫りたいと思います。
それでは、続きを読む前に応援よろしくお願いします!
まずは、世界の穀物自給率のマップと世界各地の食料暴動のレポートから見ていきましょう!

(さらに…)

  投稿者 d0020627 | 2011-02-14 | Posted in 01.世界恐慌、日本は?3 Comments »