2008-08-28

戦後日本の高度経済成長を検証する NO.6 〜世界銀行を通した融資でドル需要を拡大〜

今回はNO.4に引き続き、「世界銀行」からの融資の実態について調べていきたいと思います。
まず、世界銀行の組織と沿革について「ウィキペディア」で調べてみます。

◆◇世界銀行◇◆
世界銀行(せかいぎんこう、WB; World Bank)は、各国の中央政府または同政府から債務保証を受けた機関に対し融資を行う、国際連合の専門機関。当初は国際復興開発銀行を指したが、1960年に設立された国際開発協会とあわせて世界銀行と呼ぶ。国際通貨基金と共に、第二次世界大戦後の金融秩序制度の中心を担う。本部は米国のワシントンD.C.加盟国は184カ国。
1944年7月、ブレトン・ウッズ会議において国際通貨基金とともに国際復興開発銀行の設立が決定され、国際復興開発銀行は1946年6月から業務を開始した。設立当初、国際通貨基金は国際収支の危機に際しての短期資金供給、世界銀行は第二次世界大戦後の先進国の復興と発展途上国の開発を目的として、主に社会インフラ建設など開発プロジェクトごとに長期資金の供給を行う機関とされ、両者は相互に補完しあうよう設立された。

現在、日本は世界銀行グループ各機関において第2位の出資・搬出国であり、積極的な資金提供を行なっているようです。 🙂
しかし、戦後の外貨不足に苦しむなかにおいては、当時の日本はむしろ借入れ側。世界銀行からの融資を盛んに利用して復興に役立てていました。
その中身はというと…続きはポチッとお願いします。

(さらに…)

  投稿者 wabisawa | 2008-08-28 | Posted in 02.日本の金貸したち, 08.金融資本家の戦略155 Comments »