2010-05-20

ギリシャ危機1 〜ギリシャと米国の関係の歴史〜

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ユーロ圏を大きく揺るがすギリシャ危機。今後、ギリシャ以外の国(スペイン、ポルトガル)にも波及し、ユーロ圏が崩壊するのではないかと危惧されています。ギリシャ危機についての分析は、すでに多くのブログ上で行われていますので、今回のシリーズでは、ギリシャ危機の背後にあるものを探っていきたいと思います。
まず、今回のギリシャ危機のこれまでの経過を大きく捉えると、
①主な産業は農業と観光で、総じて過剰消費・過剰負債体質
②財政赤字が常態化
③ユーロ圏に加盟するために、赤字隠し(ゴールドマン・サックスが関与)
④ユーロ圏に加盟したことで金融を安定化 
⑤金利が低下し、海外からの不動産投資があって国内がバブル化
⑥サブプライムローン破綻→リーマン・ショック→ドバイ・ショック
⑦海外資金引き上げ→ギリシャ経済ガタガタ
⑧EU、IMFによる支援
となります。
最も不可解なのは、財政事情の悪いギリシャがなぜユーロ圏に加盟できたかということなのですが、今回の騒動にゴールドマン・サックスが関与していたということで、なんでやねん?と非常に気になります。そこで、ゴールドマン・サックスと言えば米国ですので、ギリシャと米国との関係ってこれまでどうだったのかについて、ちょっとだけ歴史を遡って調べてみます。
応援よろしくお願いします 😀
(さらに…)

  投稿者 shushu | 2010-05-20 | Posted in 10.経済NEWS・その他4 Comments »