2010-10-05
シリーズ「活力再生需要を事業化する」18〜認識形成の場を供給していくことが、企業に期待されている〜
市場経済が行き詰まり、あらゆる集団がガタガタになっている現状。
これは、これまでの私権第一という軸では社会を統合できなくなり、新しい統合軸が必要となった、パラダイム転換の時代にあることを示しています。
そんな時代にもっとも必要なこと、それは次代を作り上げて行く活力の再生です。
シリーズ「活力再生需要を事業化する」では、次代を作り上げて行く活力の再生にもっとも可能性のある「農業」にスポットをあてて、これまで扱ってきました。
前回の記事はこちら。(それ以前の記事は、前回記事の中にあるリンク先を参照ください)
シリーズ「活力再生需要を事業化する」17〜企業による自給自足の挑戦 −船井総研の農業研修−〜
しかしそれは、すべての人が農業に転換して行けばそれで良いという訳ではありません。
社会はさまざまな集団によって形成されています。その集団の中でも大きな影響力を持つ企業が、農業の持つ可能性を足がかりとして、どう変っていけばいいのか、そこを明らかにすることも必要なのだと思います。
したがって今回は、「社会から企業に求められているものは何か?」という視点で考えて見たいと思います。
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