2011-03-17

経済破局を超えて、新しい政治経済の仕組みへ 第11回:実現の論理を持たなかった民主党の転向と敗北

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2009年9月に発足した民主党鳩山内閣は、鳩山由紀夫首相と小沢一郎幹事長の下に、新しい政策を打ち出しました。 
 
その中心は、脱米政策(対等な日米関係の構築とアジア重視の外交政策)、脱官僚主導、そして、埋蔵金を活用した国民生活第一の予算編成でした。 
 
しかし、これらの政策は、半年もせずに行き詰まりました。 
 
前回(第10回)は、その経緯とアジア共同体の空想性を扱いました。 
 
第10回:幻に終わった鳩山・小澤民主党の脱米入亜構想 
 
今回は、何故、民主党政権は失敗に終わったのかを、より構造的に解明します。 
 
1.否定の論理では、実現基盤や実現イメージはつくり出せない 
2.実現基盤をもたない鳩山由紀夫氏の『私の政治哲学』 
3.否定意識に根ざしている近代観念をどんなに組み換えても答えにならない 
 
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  投稿者 leonrosa | 2011-03-17 | Posted in 01.世界恐慌、日本は?2 Comments »