2011-03-31
経済破局を超えて、新しい政治経済の仕組みへ 第12回 強い独立意識を持った沖縄 基地の現実を直視して独自路線に踏み出す
このシリーズ「経済破局を超えて、新しい政治経済の仕組みへ」では、以下の論点を扱ってきました。
一.世界の経済(政治)に何が起こっているのか
ニ.近代市場社会、市場原理はダマシだ
三.欺瞞観念では答えが出せない、官僚・マスコミ特権階級
四.民主党政権は何故変質して、行き詰ったのか
前回「実現の論理を持たなかった民主党の転向と敗北」では、現実否定意識に基づく近代思想から脱却できず、否定の論理しか持ち得ないことが、民主党が敗北し転向した根本原因であって、現実を対象化し方針を打ち出すには、
・現象事実の発掘
・その現象事実の背後にある人々の意識状況の固定
・意識状況から来る課題の設定
・人々の意識状況に根ざした方針が必要 であると位置づけました。
今回の12回以降は、新たな可能性の芽生え、実現に向かう基盤について考えて行きます。
東京から遠く離れ、厳しい現実に晒された所に、新しい萌芽が見え始めています。
もっとも厳しい現実に置かれた沖縄を見てみます。
1.脱基地依存経済 台湾—沖縄連携論
2.日本政府(東京)・米国と対峙し、独自路線に踏み出した沖縄
琉球舞踏よりお借りしました
いつも応援ありがとうございます。