2012-08-08

LIBOR不正事件で世界はどうなる!?

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(画像はこちらからお借りしました)

 連日盛り上がりを見せているオリンピックも折り返しを過ぎ、残り5日となりました。その舞台ロンドンでは、LIBOR(ライボー)不正事件というリーマン・ショックを上回る(!?)資本主義の終焉をもたらす(!?)ほどの事態が進行中とのウワサ。一体、どんな事件なのでしょうか?そして、世界はどうなってしまうのでしょうか!?今回は、このLIBOR事件について扱いたいと思います

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  投稿者 banba | 2012-08-08 | Posted in 10.経済NEWS・その他No Comments » 

近代市場の成立過程(14)〜17世紀のイングランド、金貸しが国家に金を貸す基盤が整った!

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17世紀のイングランドの紋章
フランス、イングランド、スコットランド、アイルランドの
紋章を融合し出自・関係や支配を表している



●「近代市場の成立過程」シリーズ
(1)プロローグ
(2)近代市場の誕生前夜・富豪の台頭⇒現代通貨制度の原型が形成される〜
(3)ルネサンスの先駆者ダンテが金貸したちにもたらしたものは…
(4)メディチ家はなぜ栄えたか?
(5)ルネサンス:金貸しによる恋愛観念の布教
(6)マキアヴェリの思想とその影響
(7)大航海時代を実現した金貸したち〜
(8)近代思想の原点となった宗教改革→新たな金貸し勢力の台頭
(9)中間まとめ 金貸しの台頭と教会支配の衰退〜
(10)16世紀、小国から大国に大化けしたイングランド、その背景を読む。
(11)現代金融システムの原型とデカルトの思想を生み出した商業国家オランダ〜
(12)絶対王政と重商主義にみるフランスの発展〜
(13)〜ヴァイキングと欧州商人によって形成→台頭したロシア帝国〜

近代市場の成立過程シリーズ第14回は17世紀のイギリスがテーマです。

 ロンドンオリンピック開会式ではイギリスの歴史を表現したようですが、本当の歴史は戦争や騙しのオンパレードです。今回扱う17世紀は金貸し支配の確固たる基盤を築いた時代。商人たちが国王から権力を奪い取っていく過程を明らかにします。

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  投稿者 tsuji1 | 2012-08-04 | Posted in 08.金融資本家の戦略No Comments » 

米国はどのように衰退してゆくのか?(11)金融主義の末期・米国ドル崩壊への道 その6.縮小する投機市場

これまで、ドルの覇権通貨確立から近年のドル離れまでの事象を押さえてきました。
・金融主義の末期・米国ドル崩壊への道 その1.ドルはどのようにして覇権通貨となったか(リンク
・金融主義の末期・米国ドル崩壊への道〜ニクソンショック(金兌換停止)後の金融覇権を維持した手練手管〜(リンク
・金融主義の末期・米国ドル崩壊への道 その3.世界をマネー経済に巻き込んでいった’80〜’90年代(リンク
・金融主義の末期・米国ドル崩壊への道 その4.リーマン・ショックとその後の世界(リンク
・金融主義の末期・米国ドル崩壊への道 その5.加速する世界のドル離れ(リンク
今回は、近年の投機市場から、金貸しの資本力がどれほど衰退しているのかを見ていきたいと思います。
金貸し勢力の弱点と自滅の構造より引用

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中銀にとって、最も警戒すべきは、過剰供給による紙幣価値の暴落。従って、投機市場が回り続けるのに必要な資金以下≒金融勢力の塩漬けetcで減少した資金量以下しか供給できない。
従って、投機市場の総資金量はジリジリと減り続ける。従って、金融商品の価格を維持するために、最終的には国家が買い手となって買い支えに回り、その結果、国家財政に更なる大穴を空けることになる。
従って、このままでは、国家財政の破綻と紙幣の大増刷の必然的な帰結として、国債の暴落は不可避である。

それでは、総投機資金量が減少しているのかどうかをデータベースで検証していきたいと思います。
 
いつも応援ありがとうございます

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  投稿者 MITA | 2012-08-03 | Posted in 未分類 | No Comments »