2012-10-07

近代市場の成立過程(20)〜最終回・シリーズまとめ

「近代市場の成立過程」シリーズもいよいよ最終回となりました。
今回のシリーズでは、近代市場の黎明期から現代まで、各時代にどのような思想が生み出され、それがどのような意識潮流を生み出し、近代市場が拡大していったのかを探っていきました。
(1)プロローグ 

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●「近代市場の成立過程」シリーズ
(1)プロローグ
(2)近代市場の誕生前夜・富豪の台頭⇒現代通貨制度の原型が形成される
(3)ルネサンスの先駆者ダンテが金貸したちにもたらしたものは…
(4)メディチ家はなぜ栄えたか?
(5)ルネサンス:金貸しによる恋愛観念の布教
(6)マキアヴェリの思想とその影響
(7)大航海時代を実現した金貸したち
(8)近代思想の原点となった宗教改革→新たな金貸し勢力の台頭
(9)中間まとめ 金貸しの台頭と教会支配の衰退
(10)16世紀、小国から大国に大化けしたイングランド、その背景を読む。
(11)現代金融システムの原型とデカルトの思想を生み出した商業国家オランダ
(12)絶対王政と重商主義にみるフランスの発展
(13)ヴァイキングと欧州商人によって形成→台頭したロシア帝国
(14)17世紀のイングランド、金貸しが国家に金を貸す基盤が整った!
(15)イギリス産業革命・金貸し世紀の幕開け
(16)金貸しが大国の凋落を企図した、フランス革命。
(17)「大ヨーロッパ」を志向したハプスブルク家の婚姻戦略と情報戦略
(18)現代の金貸し支配構造を確立したロスチャイルド家
(19)ロシア革命=共産革命による世界的対立構造と、FRB設立を経て、近代市場の最終段階=金貸し支配が完成した
それでは近代市場の成立過程をもう一度、押さえなおしていきましょう。

(さらに…)

  投稿者 tsuji1 | 2012-10-07 | Posted in 08.金融資本家の戦略No Comments »