2007-08-09

ロシア大統領の後継者

来春の選挙へ憶測乱れ飛ぶ  
sato_profile.jpg『佐藤優の世界を斬る』から引用
プーチン大統領は1952年10月7日生まれなので、現在、54歳だ。ロシア憲法では、連続して大統領に3回以上選ばれることは禁止されている。強大な権力をもつ大統領を特定の人物が長期間占めることによって、事実上の独裁制となり、民主主義が毀損(きそん)されることを防ぐためだ。もっともこれは建前で、ロシアの政治文化とはなじまない。
 ロシアは帝国であり、皇帝、共産党書記長、大統領と名称がいかに変化しても、属人的に強大な権力をもった「国家の父」が統治するという文化は変化しない。プーチン大統領はまだ若い。任期は2008年春までだが、50代半ばでプーチンが権力を手放してしまうことなど考えられない。
つづく
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  投稿者 unkei | 2007-08-09 | Posted in 07.新・世界秩序とは?6 Comments » 

原発って必要?

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このところ原油価格が高騰 しているというNEWSを良くきく。世界的な需給ひっ迫による原油高に端をはっして、石油の枯渇などもささやかれ始めて、世界的なエネルギー不足に対応する代替エネルギーの必要性が上がって、トウモロコシ値上 がりなんてことも起きている。そのためか、資源がなく、海外にエネルギー源を依存せざる終えない日本では、その可能性として、「CO2の排出のない原発」「クリーンエネルギー原発」を宣伝する動きが強くなって来ている様に感じる。
今後の為にまだまだ増やす必要がありやなしやいわれる原発 、しかし、すっかり私達の生活を支える存在になった原発はいつ、どの様にしてできたのだろうか?

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  投稿者 shijimi | 2007-08-08 | Posted in 08.金融資本家の戦略2 Comments » 

南米の『劇場型政治』家〜ウゴ・チャベス〜

 アメリカの世界支配に真っ向から闘うベネズエラのチャベス大統領、国民の人気は非常に高い。
アメリカや既存政党との対立を演出する『劇場型政治』『パフォーマンス政治』で国民を惹き付けるのは、小泉前首相が人気を博したのとよく似ている。
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しかし、チャベスと小泉とでは、その目指した方向がまったく逆である。小泉はアメリカの意向に沿って郵便局を民営化し、150兆円にものぼる国民の巨額金融資産をアメリカ金融資本の前に差し出した。一方、チャベスはアメリカが強いる新自由主義に反旗を翻して、国家内国家と言われるほど国の管理を免れ貧困に苦しむ庶民を尻目に幹部に莫大な報酬を与えていた国営ベネズエラ石油(PDVSA)を名実ともに国家管理の元に置いた。そしてそれら幹部や管理職を馘首し、そこから上がる収益を貧民対策や教育、医療の充実に振り向けたのである。

http://www.janjan.jp/book_review/0611/0610310759/1.php
各国のメディアはチャベス政権を形容する「反米」「強権」「独裁」といったイメージ作りの言葉を何度も使うが、レッテル貼りに躍起になるだけで、何故チャベスがこのような行動に出るのかを分析するような記事は殆ど無い。一昔前の日本なら一様に「チャベス=反米=悪」のイメージに染まっていったのだろうが、ネットではチャベスの言動を肯定的に捉える記事、あるいはその実像に迫ろうとする記事の方が圧倒的に多い。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=153048
http://310inkyo.jugem.jp/?eid=260#trackback
http://310inkyo.jugem.jp/?eid=319
http://www.eco-link.org/jubilee/genko030204_1.htm
http://agrotous.seesaa.net/article/45058972.html
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  投稿者 tatikawa | 2007-08-07 | Posted in 09.反金融支配の潮流1 Comment » 

デブが市場を牽引する

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最近、メタボという言葉を良く見かけます。
さらに、メタボ対策を売りにした健康食品やフィットネス、サプリメントなど生活改善支援商品も一般的になってきました。今回は、このメタボブームを背景とした健康ビジネスについて紹介します。
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メタボとは・・・・正式名称 メタボリックシンドローム
1980年代前半まで、生活習慣病の三大要素(高血圧・糖代謝異常・脂質代謝異常)と内臓脂肪蓄積型肥満(いわゆるリンゴ型肥満)とは、ほぼ同時進行で悪化の過程をたどるが、あくまで個別の事象であるとの見方が主流であったが、それらの密接な相関がReaven GMによって「Syndrome X」との研究名で報告され(1988年)、その翌年にKaplan NMによる「死の四重奏」と題する研究報告がなされたのを契機に、蓄積された内臓脂肪を“主犯”とする研究が活発化。2001年にWHO(世界保健機関)が『代謝症候群』という名称と、その診断基準を発表したことにより、一般に知られる病態名となった。
日本では、「メタボリックシンドローム診断基準検討委員会」が約1年間かけて検討・設定し、2005年4月8日に日本内科学会総会で発表された。
ウィキペディア(メタボリックシンドローム)
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  投稿者 orimex | 2007-08-04 | Posted in 10.経済NEWS・その他3 Comments » 

今年も原油価格が高騰していっている

参議院選挙の政局に目が行っている間に、原油価格が、昨年7月の高値を更新した。
NY原油の終値78ドル台 1年ぶり最高値更新
>【ニューヨーク31日共同】31日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は、指標となる米国産標準油種(WTI)9月渡しが急反発し、前日比1.38ドル高の1バレル=78.21ドルで取引を終えた。昨年7月14日につけた終値の最高値77.03ドルを約1年ぶりに更新し、78ドル台に乗せた。一時、78.28ドルまで上昇、時間外取引を含めた時間帯での最高値78.40ドルにも急接近した。
>中国など新興国の需要拡大やイラン情勢など産油国側の供給不安もあり、原油価格の高止まりを警戒する見方も出ている。
ここで、NY原油(WTI)の価格推移を、98年から08年までの長期推移と08年の短期推移について、図で見てみます。
チャート図は、FUJI FUTURES CO.,LTD.さんの当限(その月内に決済される先物取引)の価格チャートです。
NY原油(WTI)当限つなぎ 月足 表示期間:97/09/02〜07/08/03
WTI001.jpg
NY原油価格は、2000年〜2003年までは、20ドル〜35ドル/バーレルのゾーンで推移していたが、04年から上昇基調に入り、06年7月には、77ドルの最高高値をつけた。その後、06年の年末にかけた価格が下落し、60ドルを割り込んだ。
しかし、今年の3月を起点とし、再度上昇過程を辿っている。
07年に入ってからの短期的な動きは、下の図です。
NY原油(WTI)当限つなぎ 日足 表示期間:07/02/13〜07/08/03
WTI002.jpg

04年からはじまる原油価格の高騰は、世界の原油需給に大きな構造的変化が起こっていると言える。

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  投稿者 leonrosa | 2007-08-04 | Posted in 06.現物市場の舞台裏6 Comments »