2010-06-13

ギリシャ危機4 金貸し達の狙いは何か?

前回の「ギリシャ危機3 ギリシャとヨーロッパの関係」に続きます。
ギリシャ問題が社会的にクローズアップされてから、本シリーズでもギリシャの歴史構造や財政・EUが抱える構造的欠陥等について迫ってきました。
追跡しながら、改めて「何が問題なのか?」捉え直すと、どうも、今騒がれているような欧州統一通貨「ユーロ」の信用不安という問題(ユーロ危機)と捉えると、どうも一面的な感があります。
実は、金貸し勢力による「周到に仕組まれた問題」ではないのか?
その上で、彼らの最終な目的は「欧州中央政府の実現」ではないか?という仮説に至りました。
では、なぜ金貸し支配の仮説に行き着いたのか?
きっかけは、ギリシャは欧州全体のGDPの内、ほんの2%を占めるに過ぎない小国である、という事実からです。
元々、観光産業中心の国で、目立った技術や輸出品も見当たらない。
EU全体から見て明らかに、経済的な影響力が小さいと思われます。
そこで、前半部分では、まず、EUとギリシャの立ち位置について具体的に調べた結果をレポートします。
後半では、金貸し達の「狙い」は何か?について迫るとともに、次なる展開を予測します。
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  投稿者 wabisawa | 2010-06-13 | Posted in 未分類 | 3 Comments »