2010-06-17

日本の税システムを考える−8 一般取引税で社会が変わる!?(4)

日本の税制の抜本的転換を提言する「一般取引税を導入して夢のジパングへ」(馬場英治氏)を紹介するシリーズの第4回。
前回までの記事はこちら。
第1回
第2回
第3回
今回は前回記事に続き、馬場氏が提唱する電子的実取引税の利点について検証してみる。
馬場氏は上記論文の中で、実際に企業に電子的実取引税を適用すると従来の税制に比べてどう変わるか?という試算を行っている。電子的実取引税3%を導入すれば、国家全体では税収約75兆円と、現在の45兆円に比べ30兆円もの増収になる。ところが、この試算によれば、現在の消費税と法人税の仕組みに比べ、殆んどの給与所得者と法人において実質減税になるのだという。
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  投稿者 s.tanaka | 2010-06-17 | Posted in 03.国の借金どうなる?1 Comment »