2011-04-08

国家債務危機 〜ジャック・アタリから21世紀を読み取る6

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【これまでのエントリー記事】
国家債務危機〜ジャック・アタリから21世紀を読み取る
国家債務危機〜ジャック・アタリから21世紀を読み取る2

国家債務危機〜ジャック・アタリから21世紀を読み取る3

国家債務危機〜ジャック・アタリから21世紀を読み取る4

国家債務危機〜ジャック・アタリから21世紀を読み取る5

 
前回エントリーより、
先進国では、戦争が大きな収入源にならなくなったため、国はさらに市場拡大を推進して、経済成長によってインンフレを起こし通貨価値を下げ(実質借金減)、税収を増やして返済するしかなくなりました。そして、その煽りを受けた発展途上国は市場における価格差により経済破綻に向かいました。先進国はワシントン・コンセンサス(市場原理主義)に基づいた政策を実行することで、発展途上国を救済し、同時にそれらの国々を市場社会に取り込んで行ったのでした。
 
 さて今回は、リーマンショック以降の金融危機で、そのワシントン・コンセンサスが必ずしも成立しなくなってきた、すなわち、金貸しの思い通りには行かなくなってきたのではないかというお話です。
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  投稿者 shushu | 2011-04-08 | Posted in 03.国の借金どうなる?187 Comments »