2011-04-28

経済破局を超えて、新しい政治経済の仕組みへ 第16回 縄文体質を持つ日本人だからできる実現可能性〜大震災を克服して〜

・・「縄文文明こそ日本文明」・・新しい日本の仕組みを模索する時、「日本人の持つ本源性って何?」「日本人は何を羅針盤にしている?」など根源的な疑問を抱きます。そんな根源的な疑問に答えてくれたのが、この簡潔な言葉でした。・・・・『縄文文明こそ日本文明』 
 
前回は、「日本文明の根幹を形成する縄文文明」「21世紀は縄文文明の精神へと回帰する」など、縄文体質を持つ日本人の特徴を扱いました。今回は、大震災を直視して立ち上がる人々、縄文体質を持つ日本人だからできる仕組みなど実現可能性について考えます。 
 
東日本大震災は、あらゆる意味で今ある仕組みを大転換する必要が求められています。日本は、弥生時代以降、常に近隣諸国からの影響を受け入れ、特に近代は、欧米に倣う市場社会を推進してきました。そして東日本大震災・津波・福島原発事故を前にして、(大量消費の)市場社会は問われ(みなと共に暮したいと思う)縄文回帰へと見られる事象が見て取れます。 
 
地震発生の直後は、このような状況でした。

岩手県大船渡市の避難所、市民文化会館「リアスホール」で、アルバイト佐藤透さん(45)は恐怖の瞬間を振り返った。 
 
地震発生の直後、自転車で高台に逃げる途中、背後で電柱の倒れる音がした。津波がそこまで迫っていた。「振り向く余裕も無かった。1、2分遅かったら巻き込まれていた」自宅は全壊した。「両親の位牌(いはい)も通帳も、どこへ行ったか分からない」と肩を落とす。 
 
「大津波で全滅」と伝えられた岩手県大槌町。和食料理店「千勝」を営む千葉勝さん(67)は、妻と2人で切り盛りする店舗を「全て流された」。妻とは避難所の大槌高で会った。 
 
「ほっとしました」「旬の地物の魚をおいしく食べてもらうのが喜びでした。年もとりましたが、小さくてもまた店を出したい。長男には来月、子どもが生まれます。初の内孫です。仕切り直しですね」 
 
震災に屈するつもりはない。 
 
河北新報、避難所は今「さまざまな思い/悲しみ・不安抱いて 唇かみしめ再起誓う」

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     本文で紹介します「ふんばる」人々、八木澤商店河野社長です。 
 
縄文体質を持つ日本人だからできる実現可能性について考えます。
1.「ふんばる」人々、「支える」人々・・・・河北新報報道より 
2.『市民皆農』、『半農半X』仕組みを提唱・・・・るいネット秀作投稿より 
3.『徴員制』制度を提唱・・・・るいネット秀作投稿より 
 
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(さらに…)

  投稿者 hassii | 2011-04-28 | Posted in 01.世界恐慌、日本は?2 Comments »