2008-12-18
■日本銀行の仕事って何? 〜銀行券の発行〜
以前の投稿から日本銀行を解明する第1回目の投稿。今回は日本銀行の仕事を中心に紹介します。
私達の生活において、「お金」は無くてはならないものです。
そして、「お金」が、上手く社会の中で使われるようにするのが日本銀行の役割です。
この役割は、大きく以下の2点として知られています。
①物価の安定
②金融システムの安定(決済の仕組み)
具体的には、私達が持っている「お金」が急激な物価の上昇や下降や信用力の失墜によって、
決算ができなくなることを防ぎます。
「お金」の信用力が無くなると、人々は物々交換などによってやりとりを行うようになります。
こうした中ではモノやサービスが円滑にやりとりされず、私達の生活がままならなくなります。
この「お金」を使えるようにする日本銀行の仕事を見ていきましょう。
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世界経済はどうなる!?〜その5.市場主義の背後にある意識の変化(日本)〜
前回の投稿では、バクチ経済はなぜ起こったかを扱いました。
金融不安が待ったなしになった今、非常に多くの人が経済問題を知る必要があるということを感じ始めているように思います。
そして漠然とではありますが、『全ての社会問題は経済問題(市場)と接点がある』と気づいている方々も多いのではないでしょうか?
そこで、今回は少し違った側面から多極化について考えてみたいと思います。
多極化を考えていく上で、当然国家と市場の関係や金貸し達の支配構造,マネーシステムなど分析していく必要がありますが、一方で市場社会の中でくらしている人々の意識というものの変化にも十分注目していく必要があるように思います。もしかしてそこにこそ、今後の可能性は眠っているいるのかもしれません。
そこで今回のテーマは、
「市場主義の背後にある意識の変化(日本)」
について考えてみたいと思います。
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意外と身近にいた『金貸し』
といってもマチ金・サラ金で借金しまくり、というパターンではありません。
ごく普通に暮らしていたんだけど、金貸しは意外に近くにいた、という話です。
「どういうこと?」と思ったかた、ポチっとしてから本文へどうぞ。
FRBが直接企業に資金を大量融通している 〜師走のカネを必死に支えるFRB〜
皆さん、こんにちは。師走も早10日が過ぎようとしています。何かと要りようになる年末年始の到来です。
最近、こんなニュースが流れました。
融資基準の硬直的運用、適切でない=日銀副総裁
リンク
「最近になって金融機関の貸出姿勢の、過度の慎重化を指摘する声が再び高まりを見せていることからも、実際には金融機関と中小企業との関係において、緊密な取引関係の構築が十分には進んでいない様子が窺われる」と指摘。
「わが国の景気が停滞色を強める中にあって、貸出先企業の信用リスクが全体として高まる傾向にある」と指摘、「この点を踏まえ、金融機関はより厳格な融資条件の適用を企業に対して求めると同時に、信用リスクの高まりに応じた引当金の積み増しを行い、結果として資本との兼ね合いで見た貸出余力が低下している状況にあるものと考えられる」との認識を示した。
寒風が吹きすさんでいる中、年の瀬の厳しいカネ事情はアメリカも一緒なのか、FRBがかなり積極的に資金供給を行っているようです。
しかも、銀行に資金融資するだけではなく、個別企業のCP(社債)を、3000億ドル(約30兆円)も取得した。金額は、2008年11月26日のFRBバランスシートからです。
お金が銀行で止まっている
日銀やFRBをはじめとする各国の中央銀行は、一連の金融ショック以降、大量の資金供給を続けている。
中央銀行(FRB・日銀)→銀行:大量に資金が流れる。
しかし、銀行から企業の段階で資金がストップしてしまっている。
銀行→企業:資金が供給されていない。
CP・社債を発行しても市場に引き受け手がいない以上、金融機関からの借り入れに頼らざるを得ない企業は、とりわけ銀行に殺到している。
しかし、頼りにされた銀行も金を貸すことができない。
銀行をはじめとする金融機関は、中央銀行から潤沢に資金を供給されているのに、なぜ、貸し出しを増やすことができないのか?
その秘密は・・・
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経済破局は来るのか5 〜金貸し支配の構造と弱点〜市場社会に代わる新しい可能性とは?〜
経済破局は来るのか1 〜古代市場の誕生〜
経済破局は来るのか2 〜金貸しの登場〜
経済破局は来るのか3 〜中央銀行制度・基軸通貨の誕生〜
経済破局は来るのか4 〜不換紙幣〜
経済破局は来るのか5 〜金貸し支配の構造と弱点〜市場社会に代わる新しい可能性とは?〜
さて、今後の経済動向を考える上でも、市場の仕組みと歴史の勉強は欠かせません。
そこで、なんで屋露店で人気上昇中の冊子 『グランドセオリーvol.4 経済破局は来るのか』の要点を紹介してゆくシリーズ、前回の「不換紙幣」に続き、今回は「金貸し支配の構造と弱点・経済破局はくるのか?・市場社会に代わる新しい可能性は?」にスポットを当てます。
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金融破綻:国の関与がさらなる拡大をよんだ
アメリカサブプライムローンの背景には、低所得者(サブプライム層)や過去の返済履歴に問題のある人々がマイホームを持つことは困難で、マイホームは夢のような話であるという背景がありました。
しかし、金融界の審査基準の緩和や、さまざまなローン商品が出され、住宅市場では実際サブプライムローンが組まれた結果、その焦げ付きから金融破綻を起こす事態にいたりました。
ではなぜ返済される見込みの少ないサブプライム層へのローンが可能になり、貸付がここまで広まったのでしょうか?ここには、もちろん金貸しの陰謀があるのですが、もうひとつ重要なのがアメリカという「国」の政策です。
サブプライムローン問題は、国の関与があったからこそ、被害がここまで拡大したと言えます。今回は、この「国」の動きに焦点を当てていきたいと思います。まずは、サブプライムローンの元になった住宅市場はどのような状態であったのか、実態を整理してみます。
以下の画像を見て下さい↓
この図から読み取れることは、住宅販売・住宅着工・住宅価格の表から見て、住宅市場は‘05年あたりから落ち込み傾向にあり、そのため住宅在庫が余ってしまっています。しかし、銀行融資態度の図を見ると、住宅市場が低迷に入った‘07年の中頃から、余った住宅在庫をサブプライム層に貸し付けている様子がわかります。
これらの図をみていて出てくる疑問が
①なぜ返済される見込みの少ないサブプライム層に貸付ができたのか?
②なぜ住宅市場が落ち込み始めた時にプライム・サブプライム共に銀行融資が急激に増加したのか?
の2点です。
その答えは、続きでお話ししていきたいと思います:D
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G20の可能性を探る G20な国々①南アフリカ
G20の可能性を探るシリーズとして、G20参加国を一つずつ紹介していきます。
今回は、G20な国々①南アフリカ共和国の紹介です。
■南アフリカ共和国(みなみアフリカきょうわこく) Republic of South Africa
■首都:プレトリア、最大の都市:ヨハネスブルグ
■面積:122万平方キロメートル(日本の約3.2倍)
かつては有色人種に対する人種差別で知られ、それらは1994年に至るまで、アパルトヘイトと呼ばれる合法的な政策によるものであった。鉱物資源に恵まれ、金やダイヤモンドの世界的産地であり、民主化後の経済発展も注目されている。(Wikipediaより)
G20の可能性を探る(シリーズ)
世界同時金融危機を契機に、これまでのG7やG8を超えた、世界の経済主要国G20による危機対応策を巡る会合(サミット)に注目が集まっています。
金融サミットのワーキングディナーでスピーチするブッシュ米大統領(中央)=14日、ワシントン(ロイター)
しかしそもそも何故「20」なんでしょうか?
どこでどうやって20の国が決まっているのか?
経済主要国の基準は何?
各国の経済や政治の実情は?
今後の金融危機の行く末に大きな影響を与えると思われるG20カ国のうち、日頃なじみの少ない国から順に経済・政治等の実態を調べていくことで、G20の可能性を探って行きます。
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どうなる?中央銀行
相次ぐ金融危機を受けて各国とも様々な金融政策を打ち出しています。
その中には国の機関である財務省の政策もあれば、中央銀行が打ち出しているものもあります。
中央銀行は各国の通貨を発行していることから考えても、この危機においてどう舵を取るかは非常に重要と思われます。
とすれば経済の仕組みを理解する上でも、今後の経済がどうなっていくのかを考える上でも、中央銀行を解明することが重要に思われます。
そこで中央銀行の役割と今後を明らかにするために、日本の中央銀行=日銀の解明を手始めにやってみたいと思います。
★最初のテーマは日銀の仕事って何?をお送りしますので乞う御期待!
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おススメ☆“メルマガ・るい”
こんばんは
左フレームに最近ついたバナー、お気づきになったでしょうか ?
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なんでこんな経済破綻が起こるようになったの!?
経済学者って沢山いるはずなのに、展望が見えてこないのはなんで!?
経済の問題は、経済のことだけ考えていたら本当に答えが出るの!?
金融破綻の問題って、一体どうなるの!?
今後の可能性って、どうしたら見えてくるんだろう!?
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