2009-11-17

ドルに代わる通貨システムは?〜7.『ドル亡き後の世界』(副島隆彦)を読む

after_dollar.jpg11月5日に発売された副島隆彦氏の新著『ドル亡き後の世界』が売れている。現在も紀伊国屋書店や八重洲ブックセンターでランキング1位。人々の関心が既に『ドル後』に移っていることが窺える。本ブログのテーマとも関連するこの本をネットサロンの仲間と回し読みして勉強したので、今回はシリーズ番外編として、この中から注目される箇所を仲間のコメント付きで紹介してみたい。
まず、第1章にはこうある。

●アメリカは2012年の「大底」に向かう
ここからは私の近未来の金融・経済予測を書く。はっきりと書く。来年2010年の3月から小さな「金融崩れ」が起きるだろう。そして一度、持ち直す。その後で、夏ごろから本格的にアメリカの金融崩れが始まる。秋から冬(来年末)にかけて金融混乱が続くだろう。オバマ政権はその責任を取らされる形で「終わってゆく」だろう。すなわち途中で大統領を辞任する。2010年の年末には、目出度くアメリカは恐慌に突入するだろう。恐慌とは前年比で、年率10%でGDPが下落することである。これが2年連続して続くと恐慌と言える。そしてアメリカの景気は2012年の「大底」へ向かって転がり落ちてゆくのである。(p.19)

2012年に向かってアメリカが「大底」に落ちていくという。そのきっかけは何なのか?
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(さらに…)

  投稿者 s.tanaka | 2009-11-17 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨4 Comments »