2009-10-05
経済破局を突き抜けていく道標 〜潮流2:戦後日本の意識潮流
前回記事『潮流1:共認原理と私権原理』では、6000年前に勃発した略奪闘争以降、社会の統合様式が、序列統合=私権統合へと転換してしまったことを扱いました。
その後、近代になると(200年前以降)それまでの序列統合を解体させつつ市場が急拡大していきます。
市場を拡大していったエネルギーとは、何なのでしょうか?
今回は、戦後の日本に焦点をあてて、市場が拡大していく過程をみてみましょう。
いつもありがとうございます
『経済学って、本当に正しいの?』 1
先日「経済」を勉強しようと書店へ行くと2009年上期経済書「ベスト経済書20」が並べられていた。
「いまこそ、ケインズとシュンペーターに学べ」「アニマルスピリット」「世界恐慌と経済政策」「現代の金融政策」「金融危機の経済学」等どれを見ても???
インターネットで「経済」を調べてみると同様ではあるが、
今回の世界経済危機が“マクロ経済学の理論体系の変更を要請しているのではないか”
( リンク )とか、
“今日の経済危機は、経済学そのものにも挑戦状を突きつけている。
いまこそ、新たな経済理論が求められているのだ”( リンク )
といっており、近代経済学自体への疑問の声が出始めているのが分った。
“近代経済学自体への疑問”はなかなか興味深い。
当ブログでも『経済学って、本当に正しいのか』を追究してその答を出していきたい。
おおよそ7、8回位の予定で答が出せれば良いと思っている。
今回はその第一回目“現状の経済システムの問題”を扱ってみたい。
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新シリーズ 『これからの消費はどうなる?』
「ドル暴落のXデーはいつか?」が世界中の関心事となり、これに端を発すると予測される経済破局が足元に迫ってきた。
そんな状況のなか、今日から始まるこの新シリーズでは、「経済学」などの観念世界から一旦離れ、身近な日々の生活実感とダイレクトに繋がる「消費意識」を切り口に、破局を乗り切るために必要な意識転換、そしてその可能性や実現基盤を探っていきます。
・・・題して『これからの消費はどうなる?』 🙄
今後、毎週一回の記事アップを目指して会員の仲間と取り組んでいきます
第一回目の今日は、「お金の使い方」に焦点をあて、市場拡大にひた走った近現代の「消費意識」はどこに行きついたのか?
ここに鋭く、かつ端的に斬り込んだ「るいネット」秀作記事の紹介からはじめましょう。
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9/23なんでや劇場レポート3〜私権意識の成立と衰弱の構造☆+’
【第107回なんでや劇場】意識潮流(過去〜現在〜未来)のレポート第3弾☆
第1弾レポート:『人類社会の最基底部に位置する性・婚姻制度』
第2弾レポート:『試験制度が生み出した否定的少数派の暴走』
私権意識の成立と衰弱の構造について、新しい視点が提起されました
第3弾では、これに関しておススメブログ『日本を守るのに右も左もない』の記事『なんでや劇場レポート③「自我⇒否定⇒私権意識の成立構造〜自我の原点は個人自我ではなく集団自我」』でと〜っても分かりやすくまとめて下さっているので、引用しながらご紹介したいと思います 😀
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9/23 なんでや劇場レポート2 〜試験制度が生み出した否定的少数派の暴走〜
【第107回なんでや劇場】意識潮流(過去〜現在〜未来)のレポート第2弾をお届けします。
今回は、るいネットで紹介されている潮流シリーズの潮流7:暴走する社会(特権階級の暴走と下層階級の暴走) を中心にレポートします。
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9/23なんでや劇場レポート1〜人類社会の最基底部に位置する性・婚姻制度〜
【第107回なんでや劇場】意識潮流(過去〜現在〜未来)のレポートを3回にわたってお届けします。
今回のなんでや劇場では、人類史を遡った外圧状況と収束軸から、普遍的な歴史構造認識を導き出し、それを土台にして今後の意識潮流がどう変化していくか?を扱いました。
尚、当日は「るいネット」に投稿された意識潮流1〜9のレジュメを一つずつ扱いながら議論を進めています。
それに沿う形で劇場レポートもレジュメごとに出た論点を中心に纏めていきます。
※写真はStarlight/旅行記を写真と文章で綴るブログさんからお借りしました。
まず初めに歴史構造を押さえる上で、人類社会の最基底部に位置する「性・婚姻制度」について議論された内容を中心に纏めていきます。
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民主政権下で郵政民営化どうなる?〜プロローグ〜
民主党への政権交代で最も注目すべき政策の一つが、郵政民営化の見直しだろう。今では多くの人が知ることになった年次改革要望書に書かれた米国の要求そのままに、小泉政権が実施した売国政策の代表とも言える郵政民営化。本ブログでは、『民主政権下で郵政民営化どうなる?』シリーズと題して、これから週1回、8〜9回程度のエントリーの中で、郵政民営化見直しを巡る現在の情勢を読み解き、その行方を占っていきたい。
(図は自民党の民営化計画。こちらより。当時のこの記事も民営化礼賛調だ。)
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政府紙幣の可能性を探る〜減価する貨幣だけでは足りない〜
この間研究してきましたシルビオ・ゲゼル氏。改めて彼がいう「お金」が持つ特権性とは
①価値が劣化・陳腐化しない =蓄財が可能
②いつでもどこでも何にでも交換可能=高い流動性
でした。そのうちの①の部分を弱め、媒介物としての②の機能に特化させようとしたのが、ゲゼルのいう「減価する貨幣」なのです。
したがって、『減価する貨幣』を導入すると
減価する貨幣の導入
↓ ↓
流動性△ 蓄財▼→→→→→→資本家衰弱
↓ ↓
市場にどんどん貨幣が流通する ↓
‖
モノがどんどん売れる マネー経済▼
↓ ↓
実質経済が活性化←←←←←←←
↓
社会が活性化
・・・となるはずなのだが・・・・
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経済破局を突き抜けていく道標 〜潮流1:共認原理と私権原理
(なんでや劇場のようす。)
8月のなんでや劇場では、ドル・米債暴落は起こるか、世界の経済破局、その突破口は?と題して、今後の世界経済をシュミレーションしましたが、その後、各国とも具体的な対応策が立てられないまま、ドル崩壊の危機はますます高まっています。
ベンジャミン・フルフォード氏によると、
> 9月30日に,アメリカは,デフォルトする、と。幾度もこれまで繰り返して述べているが、9月30日は予算年度末だが、Fedは支払いが不能になるため,破産するのだそうだ。で、今回さらに一歩踏み込んで、このデフォルトについて,国民に知らされるのは(その一週間後の)10月7日であり,遅くても10月22日である,と具体的な日程まで断言している(2:20)。ここまで具体的な日付まで提示されるとなるとこれはインサイダー情報そのものと言える。< ★阿修羅♪さんより引用
と、かなりリアルです。
9月末にアメリカが破産するかどうかは定かではありませんが、しかし 少なくとも現在の経済システムが今後も生き延びる可能性はゼロに等しいです。
『経済破局にどう対応するのか、その後をどう生きていくのか。』
これは誰もがこれから直面する問題ですが、やみくもに考えていても埒があきません。
そこで、この『潮流シリーズ』では、人類史=社会統合の歴史を大きな潮流として把握することによって、「人類は、どこで道を誤ってしまったのか」⇒「人類の可能性はどこにあるのか」を考えることによって、次代への道標になることを目標にしています。
まずは、人類500万年の歴史を俯瞰するところから始めます。
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世界経済を中国が牽引できるのか?〜②〜
9月6日の記事「世界経済を中国が牽引できるのか?」リンクに続き、三橋貴明氏の『中国経済 隠された危機』を再度扱いたいと思う。
今回は、「なぜ中国バブルが起こったのか?」を 原因→現状〜どうなる? の流れで見て行きたいと思う。
画像:オフショアな海外投資日記からお借りしました
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