2011-05-25

中国の国家と市場に潜むもの〜(3)朝貢制ってなに?

%E4%B8%89%E8%B7%AA%E4%B9%9D%E5%8F%A9%E9%A0%AD%E3%81%AE%E7%A4%BC.jpg

(画像はこちらからお借りしました)

こんにちは

「中国の国家と市場に潜むもの」シリーズです

戦国時代(紀元前5世紀〜前3世紀)を通して、商業を飛躍的に発達させた中国ですが、その間多数の部族による激しい部族間闘争が繰り返され、人々の安定期待から諸子百家などの思想家が登場し、中国の思想的・制度的な基盤を形作っていき、武力による制圧に対応した序列規範(ex 儒教とか)や内部統制のための法家思想が生まれました。

中国王朝は、この規範を周辺の異民族にも適用し、中国が世界の中心であり、その文化・思想が最も価値のあるものであると自負する中華思想によって朝貢制を作っていきました。

朝貢といえば、日本で有名なのは遣隋使や遣唐使ですが、今回はこの「朝貢」について追求していきたいと思います

いつものブログ応援もよろしくお願いします

(さらに…)

  投稿者 kanon | 2011-05-25 | Posted in 未分類 | 1 Comment »