2012-02-09

2012年、世界はどうなる!?〜(2)最新書籍はこう読む!−世界経済どうなる!?〜

みなさんこんにちは!みかんです
  
最新書籍3誌が、『これからの世界経済をどう読んでいるか?』をテーマにした下の記事は読んでくださいましたか?
2012年、世界はどうなる!?〜(2)最新書籍はこう読む!−ユーロどうなる!?〜
2012年、世界はどうなる!?〜(2)最新書籍はこう読む!−アメリカどうなる!?〜
 

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画像はこちらからお借りしました。
  
第3弾となる今回は、2012年の世界経済どうなる!?という軸で見ていきます。ユーロ編、アメリカ編でも触れていた部分ではあるのですが、それらもまとめていきたいと思います。
今回も各書籍の本文を引用、一部要約させていただきながらご紹介いたします
 
 
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  投稿者 mikan | 2012-02-09 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨No Comments » 

脱金貸し支配・脱市場原理の経済理論家たち(4)シルビオ・ゲゼル

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写真はコチラからお借りしました。


現代は市場原理に基づく経済システムが実体経済から遊離(バブル化)して、経済は崩壊の危機に陥っています。この経済システムに、過去〜現在に至るまで異議を唱えてきた経済理論家たちがいます。このシリーズではそれらの理論家の思想や学説を改めて見つめなおし、次代の経済システムのヒントを見つけていきたいと思います。

前回は、ミヒャエル・エンデの学説に触れました。
脱金貸し支配・脱市場原理の経済理論家たち(3)ミヒャエル・エンデ

今回はミヒャエル・エンデやシュタイナー、ケインズなどに多大な影響を与えた【自由貨幣】と【自由土地】を提唱したシルビオ・ゲゼルに着目してみようと思います。

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  投稿者 mihori | 2012-02-08 | Posted in 07.新・世界秩序とは?No Comments » 

2012年、新興国はどう動く?(4)〜「最後の市場」アフリカを狙うのは?目を見張る中国の進出

この10年間で、世界で最も急速に成長した上位10ヵ国のうち、6ヵ国がアフリカの国だという。2000年までは、トップ10の9ヵ国はアジア勢が占めていた。北半球の経済減速の波及効果を考慮しても、アフリカの成長率は2012年も6%近くになると国際通貨基金(IMF)は予想している。また、IMFは今後5年間はトップ10のうちの7カ国をアフリカ勢が占めるとも言及した。
アフリカの成長の鍵となっているのは、まず何よりその豊富な資源。他国の進出も近年凄まじく、露骨な資源争奪戦が繰り広げられている。
しかしそれだけではない。過去4年間のアフリカのGDP成長の3分の2を規定したのは、モノやサービスに対する民間消費の急増であると言われている。2010年、南アフリカでのFIFAワールドカップ開催に象徴されるように、世界もアフリカ市場に注目しており、アフリカに市場化の波が押し寄せている。
%E3%81%8A%E3%81%A9%E3%82%8B%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%AA%E3%82%AB.jpg(画像はこちらより)
「アフリカ連合の本部ビル完成を祝う人」 このビルを「贈り主」は…
(エチオピア首都 アディスアベバ)

また、隣接する中東での民主化の気運の高まり(アラブの春)を受け、2011年はアフリカにおいてもチュニジア(ベンアリ大統領がサウジアラビアに亡命)、エジプト(ムバラク大統領が辞任)、リビア(カダフィ大佐が死亡)と国家体制に大きな動きがあった。
内からも外からも何だか騒がしくなってきたアフリカ。「最後の市場」が動き出している。
今回は、新興国はどう動く?シリーズの”アフリカ”、第1回目です
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  投稿者 shimaco | 2012-02-05 | Posted in 未分類 | No Comments » 

『なぜ今、TPPなのか?』【10】EUはどう見ているか?

『なぜ今、TPPなのか?』のシリーズでは、ニュースが伝えない背後構造を探るべく、これまで世界に広がるブロック経済圏の現状や世界各国がTPPをどう見ているのか?を調査してきていますが、今回はEUです。
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<野田佳彦首相とキャメロン英首相の首脳会談:画像はこちらからお借りしました>
EUは現在金融危機の真っ只中にあり、TPPどころではないと思われますが、そもそも日本はEUから自由貿易交渉の相手にもされていないようです。
そこで、日欧貿易の現状から、EUはTPPをどう見ているのか?を探ってみます。
今までの記事は以下をご覧ください。
【1】プロローグ
【2】基礎知識の整理
【3】貿易自由化交渉の歴史
【4】世界に広がるブロック経済圏の現状(1):欧州
【5】世界に広がるブロック経済圏の現状(2):北中米、南米
【6】世界に広がるブロック経済圏の現状(3):アジア
【7】中国はどう見ているか?
【8】中国はどう見ているか?(なぜ中国はTPPに参加しない?分析編)
【9】ロシアはどう見ているか?〜資源大国ロシアの世界戦略〜
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  投稿者 yukitake | 2012-02-04 | Posted in 07.新・世界秩序とは?No Comments » 

北朝鮮、これからどうなる?5 〜北朝鮮崩壊のシナリオ〜

いよいよ北朝鮮シリーズも最終回です。これまでのシリーズも是非ご確認ください。

 

第1回 傀儡政権として出発した金日成が政権を掌握していく過程

第2回 国際関係−瀬戸際外交

第3回 北朝鮮の実態

第4回 朝鮮半島を狙う中国とロシア

 

それでは改めて全体を俯瞰していきます。朝鮮半島は、1950年に勃発した朝鮮戦争を経て、南北に分裂しました。約3年間の戦争で疲弊した両国は、経済的にも困窮を極めていました。

韓国はこの苦難を

1.アメリカからの支援受け入れ

2.工業化推進

の方針で乗り切ろうとしました。

紆余曲折はありましたが、韓国はアメリカによる支援によって経済的繁栄を果たしています。(詳細は「韓国経済の光と闇」を参照してください)

 

一方で、北朝鮮はどうだったでしょうか?北朝鮮はこの危機状況を

1.ソ連・中国からの支援受け入れ

2.工業化推進

3.軍事力強化

の方針で乗り切ろうとしました。%E5%8C%97%E6%9C%9D%E9%AE%AE01301.jpg
その結果、1970年代初頭までは韓国よりも高い経済成長を見せています。

しかし元々閉鎖的な市場の中で非効率な経済計画を行っていたことにより行き詰まり、80年代からのソ連の混迷→崩壊により、ソ連からの支援が激減したことで大きくブレーキがかかりました。

そのため工業化推進は大きく停滞しせざるを得なくなったのです。

 

もともと、農業には適さない国土であるため、食糧を自前で確保できません。同盟国ともいえるソ連・中国の支援・保護の中で、自立化していく可能性が行き詰り、産業基盤も未成熟なまま世界(=資本主義社会)の中に放り出された格好になった北朝鮮は、世界に飲み込まれないように、残された軍事力強化に、より傾注するしかなかったのです。武器の輸出は外貨獲得の手段であり、軍事力は他国との支援交渉のカードになります。

 

段々核心に迫る前に、いつものように今回もランキング応援ポチっとよろしくお願いします。


 

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  投稿者 goqu | 2012-02-02 | Posted in 07.新・世界秩序とは?No Comments » 

脱金貸し支配・脱市場原理の経済理論家たち(3)ミヒャエル・エンデ

 現代は市場原理に基づく経済システムが実体経済から遊離(バブル化)して、経済は崩壊の危機に陥っています。この経済システムに、過去〜現在に至るまで異議を唱えてきた経済理論家たちがいます。このシリーズではそれらの理論家の思想や学説を改めて見つめなおし、次代の経済システムのヒントを見つけていきたいと思います。
 
 前回は、『自由市場から擬制商品(労働、土地、貨幣)を取り除き、「互酬」「再分配」「交換」の三つの行動原理による統合に切り替える必要があり、経済統合は集団及び制度によって支えられることで機能する』というカール・ポランニーの学説に触れました。
 
脱金貸し支配・脱市場原理の経済理論家たち(2)カール・ポランニー
 
 今回扱いたい思想家は、モモ(児童文学作品)で馴染みの深いミヒャエル・エンデです。児童文学作家として知られるエンデは『お金』や『経済システム』というものにも深い関心を抱いていました。彼の数々の小説のストーリーには現代のそれらのシステムに対するメッセージが隠されています。今日は、1999年にNHKで放送された『エンデの遺言』のインタビューを振り返り、彼が問題とするその中身に迫ってみたいと思います。
 
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写真はコチラからお借りしました。
(左:ミヒャエル・エンデ、右:代表作『モモ』)
 
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  投稿者 kuwamura | 2012-02-01 | Posted in 09.反金融支配の潮流No Comments »