2012-02-09

2012年、世界はどうなる!?〜(2)最新書籍はこう読む!−世界経済どうなる!?〜

みなさんこんにちは!みかんです
  
最新書籍3誌が、『これからの世界経済をどう読んでいるか?』をテーマにした下の記事は読んでくださいましたか?
2012年、世界はどうなる!?〜(2)最新書籍はこう読む!−ユーロどうなる!?〜
2012年、世界はどうなる!?〜(2)最新書籍はこう読む!−アメリカどうなる!?〜
 

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画像はこちらからお借りしました。
  
第3弾となる今回は、2012年の世界経済どうなる!?という軸で見ていきます。ユーロ編、アメリカ編でも触れていた部分ではあるのですが、それらもまとめていきたいと思います。
今回も各書籍の本文を引用、一部要約させていただきながらご紹介いたします
 
 
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①『メルトダウンする世経済 闇の支配者と「金融大戦争」のカラクリ』
  著者 ベンジャミン・フルフォード 氏
 

・紙幣、金融システム頼りの時代は終焉する
そして、ユーロ崩壊を機に、同じく欧米支配階級の金融マフィア主導のもとで機能してきた、国連、IMF、世界銀行、BIS(国際決済銀行)といった多くの国際機関のあり方が根本的に見直されることとなるだろう。
また、それに伴い、世界の新時代に向けた、たとえば国際経済企画庁のような新しい国際機関も誕生することになる。
こうした目に見える変化が始まれば、それは第一次世界大戦、第二次世界大戦、冷戦、ベトナム戦争、イラク侵略、偽テロ戦争などを次々とつくりだしてきた勢力が、世界の権力構造から完全に失脚することを意味している。
ただしそうなるまでのプロセスで、世界情勢は一度不安定となり、いまの欧米での金融パニックは2012年の初冬にかけて激化するだろう。
ウォール街のデモの中心にいるグループによると、「2012年の初頭までは寒さのために目立った動きはできないが、夏にかけて荒れ狂う」という。そしてそれは、「闇の支配者」も制御できない本物のムーブメントへと転化するのだ。
ただし来年の夏までにはかなり落ち着いてくる見込みだ。
 
・アジアの連帯が世界経済の危機を救う 
今回の経済危機で、このブレトン・ウッズ体制が消滅するのである。
新しい世界経済の体制とはどんなものか。それは現実に即して各国の実力を反映したものでなければならない。
たとえば、いまの国連安全保障理事会の常任理事国5カ国のうち、4カ国は欧米系だ。ところが、いまの世界の人口構成から考えると、これはおかしなことだ。欧米人は世界で17%しかいないのに、世界の安全保障を決めるのに8割の議決権を持っているのだ。
アジアを含めた世界という視点で考えると、じつはユーロ危機などというのはたいした話ではない。現在の経済統計を見ると、G5を除いた世界の平均GDP成長率は7%なのだ。G5を除いた世界は、じつは景気がいいのである。「闇の支配者」が金融を支配してきた国だけが経済のメルトダウンを起こしているにすぎない。

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画像はこちらからお借りしました。

 
 
②『メディアが出さない世界経済ほんとうの話』
 著者 田中宇 氏

・世界は米国覇権の延命か否かのない交ぜに
中国だけでなく、EU、日本などG7諸国も、米国の覇権体制が今後も続くことを望み、多極化を歓迎しないものの、やむをえないこととして考え、準備を進めている。中国は人民元の取引自由化や国際化を進めている。EUはギリシャ国債危機の対策という口実で、EUの財政政治統合を進めている。ドイツやフランスは、冷戦構造を乗り越えるべく、ロシアとの関係強化も慎重に進めている。
世界は、米国覇権の延命の方向と、米覇権が自滅して多極化していく方向とがない交ぜになっている。米国で大きな金融危機が再燃すれば自滅の方向に行くし、再燃しなければ延命状態が続く。
 
・意外と安定的な多極型世界体制
米国に代わって単独で覇権国になりうる国が、今の世界に存在していない。その代わりにありえるのが、複数の大国が各自の地域における地域覇権を持ち、それらが世界政府的な組織の下で対等かつ協調的に存在する、多極型の世界秩序だ。米国の国力が不可逆的に低下した場合、米国は南北米州大陸、もしくは北米大陸のみに影響力を行使する地域覇権国に自ら格下げするとともに、中国、EU、ロシアなどが各地域の覇権国として機能するという多極型の覇権体制がありうる。そうした世界体制における通貨として、IMFが考案したSDRを使うことができる。
 
・いずれG20が世界政府になる
G20サミットの機構は、米国の金融危機がひどくなってドルが基軸通貨の地位を喪失し、米国の覇権体制が終わった後に立ち上がる多極型の世界体制を安定したものにするために必要な「世界政府」として機能する予定の組織として、リーマンショックの直後に創設された。G20は今、経済政策に特化した機能だが、いずれ役割が外交軍事部門にも拡大し、G20が国連と統合されて、安保理常任理事国の機能に取って代わる可能性もある。
タックスヘイブンやヘッジファンドを規制・禁止する政策をG20は当初から打ち出している。その傘下に入ったIMFは、国連の財源としてトービン税を提案している。いずれIMFは世界政府の財務省として位置づけられ、トービン税は世界初の国際課税となるだろう。
 
これらはまだ実現していないが、大きな流れの方向は、タックスヘイブンは規制・禁止され、英米覇権やドル・米国債は崩壊し、BRICの台頭が続いて、世界の覇権体制は多極化していく。その一環として、シャクソンによってタックスヘイブン網という英国の覇権の本質が暴露され、同時にS&Pの米国債格付けや金地金相場の史上最高値更新など、いよいよドルや米国債の崩壊感が強まっている。

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③『「金・ドル体制」の終わり もうすぐ大恐慌』
 著者 副島隆彦 氏

・2012年は“世界大恐慌元年”になる
2012年が、次の大恐慌(ザ・グレイト・デプレッション)が始まる年となった。
日本もまた、ヨーロッパそしてアメリカで起きた金融・財政危機の余波を受けて打撃を受ける。
 
・これから起きる大恐慌は「デフレとインフレの合体型」
大恐慌とは、その本来の意味からして大不況(激しいデフレーション)である。物価も下がり、賃金も下がり、景気がさらに悪化することを意味している。ところがそれなのに、これから人類を襲う大恐慌は、不況(激しいデフレ)でありながら、そのまま同時に激しいインフレ(ハイパー・インフレーション)を伴うという、きわめて奇妙な形をしている。
今度の世界恐慌が奇妙なのは、デフレ(不況)とインフレ(お金の紙切れ化)が合体した形であることだ。
それはやっぱり「各国政府が当座の必要(民間銀行群の救済)に迫られて、いいかと思って仕方なくお札(紙幣)と国債を大量に刷り散らかして、実体(実需)もないのに国民経済をジャブジャブにするからだ」というものだ。 
 
次の金融恐慌の引き金となるのは、ただ単に金融崩壊(銀行の連鎖的な破綻。決済不能)ではなくて、国家財政そのものの決済不能(国家自身のデフォルト)であることだ。その理由ははっきりしている。やっぱりお札(紙幣)と国債(国家の借金証書)の過剰で過大な大増刷と、市中(実際は銀行、信用金庫群のこと)への苦し紛れの違法で大量のバラマキ(散布)によるものである。
  
・2013年、ブレトンウッズ体制が終わる
金は上がり続け、2013年ごろ、1g=8000円ぐらいのところで、米ドルとゴールドの世界値段が切断(現在のIMF・世銀体制,ブレトンウッズ体制,金・ドル兌換体制,ロックフェラー石油・ドル体制の終わり)される。そして、2015年ごろにドルに代わる次の世界通貨(新世界通貨)が出現する。
新通貨は、IMFの加盟国間で使っているSDR(特別引き出し権)が有力。
・世界はBRICsが共同管理する時代に入る

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新興5大国(ブラジル、ロシア、インド、中国、それに南アフリカ)はすべて金が出る国だ。かつ、いまだに貧乏大国であるが、激しい経済成長と富裕化が進んでいる。
これらの新興大国が協力し合って、次の世界を安定的に平和的に指導し、世界の金の値段も彼らが管理してゆく。

 

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共通していたのは、今回の経済危機からブレトン・ウッズ体制が終焉し、世界は新興諸国(あるいはアジア)による多極化時代に突入すると読んでいる点ですね。
当ブログでもシリーズで新興諸国を取り上げた記事が続々と上がっているので、ご覧ください
リンク
 
大きな動きがありそうな2012年!世界の動きを注視し、これからも発信を続けていきたいと思いますので、これからもご期待ください

List    投稿者 mikan | 2012-02-09 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨No Comments » 

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