2021-10-01

国の借金はなぜ増え続ける?

 2021年10月1日からタバコが増税されますが、消費税も含め増税の議論がされるとき、日本は借金が1000兆円ある。だから増税しようとよく耳にします。
金額があまりに大きく、イメージが出来ない額なので「借金まみれじゃん」「増税しなきゃ」と思った人も多いんじゃないだろうか。
そもそもなんで借金こんなにあるの?という所から調べていきました。

今回は『これが「日本の民主主義」(集英社)』という本を読み、要約しています。

●なんでこんなに借金が増えてるの?
ポイントは「財政法の穴」

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  投稿者 okuno-s | 2021-10-01 | Posted in 03.国の借金どうなる?No Comments » 

基軸通貨ドルとバブル(国債経済)の崩壊はいつか?

ドルを支えてきた、アメリカによる石油支配(中東支配)は、アフガニスタン撤退を持って終了、中東は中ロの影響下に入った。その後恒大の破綻など市場バブルの崩壊現象が健在化してきている。

基軸通貨ドル、現在はもっぱら中央銀行の買い支えによって維持させられていると見ることができる。(⒛世紀末以降は、貿易黒字国日本、そして中国による買い支えがあった。しかし、2008年リーマンショック後は、FRBによる買い支え一色に変わってきている。(日本も欧州も、先進国は同じ中央銀行による買い支え→世界金融バブルの構造。) (さらに…)

  投稿者 inoue-hi | 2021-09-26 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨No Comments » 

【世界情勢】中国のバブル潰し →世界金融危機と新秩序の始まりか?

先週末から中国の大手不動産会社である恒大集団(エバーグランデ)の経営難から、香港株暴落→世界中の株価下落。

気になるのは、これが
・中国の「富の再配分」と内政引き締め リンク
・中国は不動産業界だけでなく、ネット大手アリババや滴滴(DiDi)といった民間企業に言いがかりをつけて、国有化しようとしている。
・中国の反金貸しネットワーク形成 リンク
・・・これらの後に起こっていること。 (さらに…)

  投稿者 inoue-hi | 2021-09-23 | Posted in 07.新・世界秩序とは?No Comments » 

カーボンニュートラルの喧伝 狙いは新たな環境市場の創出か

カーボンニュートラル ※画像はコチラからお借りしました
●違和感のあるカーボンニュートラルの喧伝
突然の菅首相の退陣表明 思い返せば1年前。所信表明で突如打ち出されたのが「カーボンニュートラル」(CO2の排出分と吸収分を±ゼロにすること)。 「化石燃料とあればなんであれ悪になってしまった」と戸惑いを口にするエネルギー業界の人に何人も出会いました。 実際、カーボン・ニュートラルの達成はかなり困難な目標で、無理やり進めれば莫大な経済的犠牲を招く可能性が高いと言われています。 そして、いち早く警鐘を鳴らしたのがトヨタの豊田章男社長でした。 具体的な数値を示しながら、「カーボンニュートラル」がいかに実態にそぐわない政策かを訴えました。
※ちなみにこの会見で豊田社長はマスコミ各社に対して「明日の朝刊で、私のことをどんなに悪く書いてくださっても構わない」とまで言ってみせたが、ほとんどの媒体が大きく取り上げることはありませんでした。それくらい支配層にとっては都合の悪い内容だったのでしょう。 (さらに…)

  投稿者 simiz-ma | 2021-09-14 | Posted in 08.金融資本家の戦略No Comments » 

身近な不思議シリーズ~“異常気象”は、なぜ起きる?~

今年の夏はお盆に大雨が続き、緊急事態宣言も相まって、外出を自粛する人が多かったようです。
しかし、ここ2~3年で、「異常気象」という言葉を頻繁に聞くようになりましたね。
経済へも影響が出ていてもおかしくない状況です。

今回は、この「異常気象はなぜ起きるのか?」に迫ってみたいと思います。

ちなみに、あるブログでは以下ように解説されていました。
2019年を振り返って ~なぜ異常気象ばかり起こるのか?~
異常気象については、自然外圧の変化、気象兵器の可能性があるようです。

このブログでは、後者の「気象兵器の可能性」等の人為的な要因について追求していきたいと思います。

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  投稿者 hanako | 2021-09-10 | Posted in 10.経済NEWS・その他No Comments » 

経済破局はなぜ起きるのか1~国債経済は「経済成長」を演出してきたに過ぎない~

2021年度予算案より

国債3

「日本は多額の借金(国債)をしている」という事実は知っていながら、我関せずと何気なく生活してしまっている現代人。
「日本経済ってなんやかんやでそのまま成り立っていけるんじゃないか」みたいな空気すら感じる。
それは幻想でしかない。
改めて現実を直視していく必要が有る。
なぜ、国債は発生するのか、そしてなぜ増え続けるのか。
そこから「経済破局」はなぜ起きるのか、「経済破局の先に何があるのか」を考えていきたい。

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  投稿者 前の院 | 2021-09-07 | Posted in 01.世界恐慌、日本は?, 03.国の借金どうなる?No Comments » 

【世界情勢】 欧米世界の幕引きに向っている?

コロナ騒動は相変わらず、相当ワクチン打たせたいんだろうな。
アフリカの反ワクチン大統領が何人か殺されているし、金貸しの力も健在のようだ。
しかし、染脳マスコミは置いといて、世界情勢を眺めてみると別の動きが見えてくる。
最近の気になる出来事・情勢

・欧米でのワクチン強制化と反発の拡大
・インドはイベルメクチンで急回復?リンク
・米アフガン撤退
・昨年末からの欧米日による中国軍事包囲網
・中国の変節(富の再分配と毛時代へ先祖返り?)リンク
・株価の変調が始まっている(FRBの11月QE縮小示唆)
・地球温暖化詐欺→排出権市場の強化
・人類監視体制強化(デジタル通貨、ワクチンパスポート・・・)
・日本での菅降し
・そういえば、トランプ革命どうなった?
・結局、黒幕の奥の院何考えている?
・・・・・・・

まず、なんで欧米日側でワクチン(mRNA)が進められているのか?
人口削減が目的だとしたら、欧米日で人口が大きく減ることになる。コロナは、欧米支配を終らせることが目的なのか?

そして、アメリカ・イギリス軍がアフガンから撤退し、タリバンの後ろ盾として、中露が入り込んだ。これで中東全体からほぼ欧米の影響力が排除された。長年中東を火薬庫として石油支配してきたが、それが終わった。石油はこれから中ロの影響下に置かれていく。

ここで気になるのは、ドル。ドルを支えてきたのは石油取引と貿易黒字国の日本・中国の買い支え。その基盤がほぼ消失しつつあるということ。あとは日本だけ。
となると、日本の菅降しもその関連の可能性あり。政界の工作に入っている?

10月に日本の総選挙、11月にQE縮小開始、早ければ年末にかけて株・ドル暴落か?
中国の内政引き締めは、金融崩壊の激震への準備に入っているからとも思われる。


★現状大きく2つの流れがある。

・欧米覇権を潰す方向性(コロナ、軍事、金融崩壊)※温暖化詐欺も自滅策の一つ。
・人類監視体制強化(中国的監視体制?)or 暴動・革命への誘導。

奥の院は、近代市場を創り、西洋科学で環境破壊しまくってきた欧米世界の力を徹底的に弱めることが第一目標なのでは?(しかし、それは自らの力も殺ぐことになる)。

※トランプ革命はなんだった?・・・恐らくこれからの暴落やワクチン死など全てバイデンに押し付けて、その後再登場させるシナリオか(米覇権を崩壊させてからでないと、欧米主導の世界が生き残るため後回しに)、あるいは自分たちでやれという革命ビジョン提示。
誰も立ち上がらなければ、GPSとスマホorマイクロチップで家畜のように管理するだけ。増え過ぎたらワクチン。
しかし、中印の人口大国どうする?ロシアなど軍事大国どうする?
ドル暴落から世界的な食糧危機→暴動誘発か?経済崩壊から第2幕が始まる予感がする。

by たろう

  投稿者 dairinin | 2021-09-03 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨No Comments » 

イタリアはドラギ政権=金貸し勢力が優勢、しかし足元はぐらついている

ドラギイタリアでは、コロナの蔓延を受けて今年2月に親EU=金貸し勢力のドラギ政権が成立しました。それから約半年がたち、イタリアの金貸しと反金貸しの勢力がどうなっているか調べてみました。一見、金貸し勢力が圧倒的に強いように見えますが、その足元はぐらついているようです。  (さらに…)

  投稿者 dairinin | 2021-08-26 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨No Comments » 

アフガニスタンは、「テロの温床」「帝国の墓場」など言われているが、今回のアメリカ撤退の騒動って何なの?

アフガニスタンからアメリカが引き上げ、タリバン政権が再建すると言って大騒ぎしています。断片的なニュースばかりで何が問題、課題が分かりにくい状況です。

そこで関係国などの思い(≒どのように見えているのか)を中心にポイントをまとめていました。

◆アフガ二スタンが再び「テロの温床」にならないか
タリバン政権が再建するとアルカイダのようなテロ組織を再び許容して、再び世界中にテロをばら撒く温床とならないかと世界各国が危惧している。

◆アフガ二スタンは「帝国の墓場」
歴史的に見てアフガニスタンに手を出した大国は全て崩壊するか弱体化しています。マケドニア王国、モンゴル帝国、大英帝国、ロシア帝国、ソ連、アメリカがその例です。アフガニスタンは勝つまで戦うので負けないのです。

最近の4つのアフガン戦争。
【1】1838年から1919年にイギリスと3度戦って最後には完全独立を果たした戦争。
【2】1978年から始まった内戦にソ連が介入してきたいわゆるソ連・アフガン10年戦争。
【3】1989年にソ連が撤退し内戦が起り、97年からタリバンが政権を奪取。
【4】2001年からは9.11を受けたアメリカの侵攻でタリバン政権は崩壊しアメリカ傀儡政権に。

 今回でアフガニスタンに関与する国がアメリカから中国にバトンタッチした(?)
 果たして中国はアフガニスタンをコントロールできるのか?
 はたまた中国もアフガニスタン対処に疲労困憊するのか?
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◆アフガニスタンは、
イスラム原理主義の複数の部族が集まった多部族国家。96年にタリバン政権を樹立、イスラム法の厳格な解釈に基づく統治を敷いた。昔ながらのイスラム教を厳守することが女性差別なると云われ世界中から非難を受けた。また、ビンラビンの引き渡しを拒んだことで米英の攻撃を受けてタリバン政権は崩壊した。その後農村や山岳地域に逃れて勢力を回復させアヘンの原材料となるケシを麻薬ビジネス(世界一のアヘン産地)をしながら巻き直し、20年間も対抗しのついにアメリカを追い出した。反米派が多いイスラム世界ではアメリカに勝ったことは大きい評価となる。中東の勢力バランスが大きく変化する。

◆ロシアは、
イスラム教の拡大を恐れて1978年アフガニスタンの内戦に参戦(≒侵略)するが10年戦ったが敗戦。それが原因の一つとしてソ連は崩壊した。ロシアにしても鬼門。中央アジアの旧ソ連圏同盟諸国のために国境の安全を確保したいと共に、テロ活動の麻薬取引の拡散を阻止したい。

◆中国は、
ウィグル族の武装勢力が現在もタリバンと協調している。タリバンの「テロの温床」支援でウィグル武装勢力のテロが過激化しないようにしたい。一帯一路の途上にあるアフガニスタンを経済支援すること取り込んで、ウィグル族には手出ししてくれるなというのが思いが強い。

◆アメリカは、
世界同時テロの主犯としたビンラビンをかくまう事からアフガニスタンを攻撃して政権を崩壊させ、アメリカの傀儡政権を樹立させた。が、タリバンはその後、巻き直して戦争が泥沼化。アメリカはガニ政権を20年間支援してきたが、汚職紛れで統治力なし。CIAの麻薬ビジネスと兵器の消費により一部の人たちの利益はあったが、国家として得るものは何もなかった。

アフガニスタン支援が重たくなって国民賛同を得られないアメリカは、オバマに続きトランプが2020年にタリバンと交渉してアメリカ軍撤退しその後はガニ政権とタリバンの合同政権を作るという和平合意書を締結。

アメリカ軍が撤退始めたら、ガニ政権の軍隊は総崩れとなりあっという間にタリバンが全域を支配してしまった。

アフガニスタンの内政干渉して政権を潰し新たな政権を作ったが、うまくいかなくなったので撤退して元のタリバンに政権に返すというアメリカの行為、これがあまりにも無責任だと国際社会から非難を受け、アメリカは同盟国からの信頼も大きく落としている。

◆金貸し(市場社会を制覇してきた輩)
金貸しは金食い虫のアフガニスタンから撤退(中東の石油利権の影響力も衰退していく)。アメリカは中東から撤退して石油利権から離れていく。
アフガニスタンは反市場派で民族主義。
金貸しは中東の石油利権からアジアに軸足を移行。

◆奥の院(金貸しのさらに奥から世界を采配してきた支配者)
過剰消費経済を縮小させて世界環境を守りたい奥の院。
アメリカを中心等する市場経済社会(≒近代化、民主主義化、グローバル化)が堕落であると考えているタリバンとは、歩調が合っているのかもしれません。

以上、by猪飼野

  投稿者 dairinin | 2021-08-25 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨No Comments » 

戦前から顕在化していた、詰め込み教育の弊害2

「戦前から顕在化していた、詰め込み教育の弊害1」から続く。
大正から昭和へと時代が進むにつれて、試験エリートたちの失策は止まらなくなる。
その中で太平洋戦争直前期、少数ながらも、試験制度⇒詰め込み教育の弊害に警鐘を鳴らす人物も登場する。

『新糾弾掲示板』「スレッド<官僚論・東大論」からの引用。

「粛軍演説」とは1936年5月7日に帝国議会の衆議院で斎藤隆夫議員が行った演説。寺内寿一陸軍大臣に対して「革新」の実体の曖昧さを突き、広田内閣の国政改革の大要の質問を行った後、軍部革正(粛軍)を軍部に強く要請すると同時に議会軽視の傾きのあった軍部を批判した。
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政治を壟断する東大卒官僚を見下すことが出来る人間は、日本には陸軍大学と海軍大学卒業生しかおりませんでした。海外の先進的教養や文化を学ぶ機会を奪われて五・一五事件、二・二六事件を起こした畸形人間の彼らには、この国の行く末など眼中にはありませんでした。ただ一言、狂気が支配していたのです。昭和12年の二・二六事件の直後に行われた斎藤隆夫の粛軍演説は、外交主導で戦争回避を願ったとされる東大首席の広田弘毅を前にして行われましたが、厳しく粛軍を迫ると同時に政治姿勢や教育にも及びます。それを引用します。

「広田首相の声明の中には、確乎不抜の国策を樹立して以て之を実現する、・・一方に政策と云う言葉がある。国策と政策とはどう違うのであるか、甚だ曖抹に用いられて居りまするが、併し国策と云う以上は、少くとも日本国家の進むべき大方針であるに相違ない、日本国家の進むべき大方針が、今日に於ても未だ決って居らぬ、是から研究して決めるなどと云うことは、私に取っては甚だ受取れない。」

「学制改革は今日世界文明国に於て最も重大なる問題となって居るのであります・・・・然るに我国の教育は如何なるものであるかと云うと、・・所謂過度の詰込主義に偏して、精神主義、人格主義を殆ど無視して居る、是が為に中途に倒れる者がどれだけあるか分らぬ、斯う云う時代遅れの教育を施して居りながら、所謂躍進日本の運命を担えと迫った所で、是が出来ることか出来ないことか、考える迄もないことである。」

こうしてこの日本の国は亡国の大東亜戦争に突入してゆくことになりました。点数序列の優越意識に固まった暴力集団の軍事官僚を前にして、「ああ玉杯に花受けて」の官僚達は手も足も出せず、おのれの無力を呪うわけでもなく、同じ狂気の次元で暴力に加担し、国民を見下し続け、同じ亡国の道を先導したのです。国家最高峰の難関の門など虚構に過ぎないことを虚しく伝えています。
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『るいネット』「試験制度の問題性はどこにあるのか?」で試験制度の問題性が提起されているが、問題性の一つは、試験制度の下では必然的に詰め込み教育化してゆくという点にある。そして、詰め込み教育の弊害は既に戦前の段階で顕在化していた。詰め込み教育というのは戦後の話だと思っていたら大間違いで、詰め込み教育の勝者が特権階級の座に座るという構図は戦前から続いてきたのだ。

このように、戦前~現代を通じて、試験制度⇒詰め込み教育が無能な特権エリートを作り出す元凶であることは、疑いようがない。

  投稿者 tasog | 2021-08-23 | Posted in 07.新・世界秩序とは?No Comments »