2008-07-28
サブプライム問題2巡目の危機!?
米国発のサブプライム問題は一旦沈静化したかのようでしたが、その後も米国金融機関の新たな損失が明るみに出たりしていて、グローバルにみると先進国を中心に一巡した危機が2巡目に入り途上国を直撃し始めているようです。
そして、それが改めて日本に影響を及ぼす兆しもあるもよう。
予断を許さない現在の状況を少し整理してみたいと思います。
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世界は多極化する? 〜ドル安懸念から各国は通貨供給量を増加させている?〜
国際基軸通貨であるドルが大量に増刷されています。
その結果、何が起きているかというと、
原油・穀物・鉄など国際相場の高騰。。。
また、ドルを大量に発行したことでドル安になっています。
これに対して世界各国は為替安定のため、通貨供給量を増やしているのではないかと考えられます。
そして、それもインフレに繋がっているのではないかと。。。
このシリーズでは、各国の通貨供給量の実態を調べ、上記仮説を検証していきます。
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金融市場の漁場〜東京
国内経済は、平成2年頃の「バブル崩壊」そして平成10年の「金融危機」から様変わりし、東京の都心部における大型再開発及び大規模事務所ビル建設は、凄まじい勢いです。
これは、政府主導の「国際金融拠点機能強化プラン(案)」による日本の主要都市再生を図る為の政策によるものですが、新たな建設需要を生みだし国内経済の活性化と言うより、外国企業を受け入れ国内資本を吸い取り企業の合併や買収をはじめとする日本経済の支配にあると言えるのではないか?
こうした加速する都市化の動きや加速化する市場拡大【都市一極集中】をどう読むか?
金融危機を迎えた平成10年から現在までの政策の動きを調べてみたいと思います。
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生活必需品の高騰の原因は何か?
生活必需品=食料、原油、原材料(鉄鉱石など)が軒並み高騰しています。
この影響で、いろんなモノが値上がりし始め、ジワジワとですが、実生活にも影響が出てきてますね。
なんでこういうことになっているのか、このままで行くとどうなるのか、ちょっと考えてみました。
食料価格高騰はなぜおこるのか?その4お米の価格上昇、農業再生につながるか?
パン、カップラーメン、パスタが値上がりして、お米の需要がちょっぴり増えたという話が流布しています。減少し続ける米の消費そして値下がり傾向にあるお米の価格を今回は扱って見ます。
まずは、わが国のコメに関する政府の農業政策とコメの価格の推移について調べて見ました
わが国は江戸時代から明治、昭和の近現代に至るまで米が足りた時代はなかったようです。
そして戦争中の米不足を補うために1942年(昭和17年)の食糧管理法=食管法が作られました。
食管法とは政府が米の値段を決めて農家が作った分だけ全て買い上げる制度でした。
政府が値段を決めて買ってくれるのでお米が作れるところはどんどん水田が作られていきました。
そして昭和40年代になって100%自給が安定的に達成されたのですが、逆に「米余り」が生じ、米倉には1年残った「古米」、2年残った「古古米」があふれ、とうとう捨てるハメにも陥りました。
耐えかねた政府はやがて減反政策を実施し、コメの価格も徐々に市場の競争に委ねるようにしてきました。その経緯について、食管法から新食糧法〜改正食糧法の歴史を年表で追ってみます。
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日本金融史3 ~三井財閥がどのように誕生したか~
前回の記事〜蛾=生糸から産業が生まれ、銀行が生まれた〜では日本の銀行を初め、通信も鉄道も新聞も、繊維業の生み出した資金で始まった という事が分かりました。また、三井・三菱・住友・安田・古河などの財閥が幕末から明治初期にかけて、形成されていますが、これも全産業の70%を占めた、繊維業が生み出した資金によるもののようです☆
今回は、幕末〜明治維新にかけて、日本の金貸したちがどういう形で誕生したのか?政府に取り入る事で財閥となるまで拡大した三井の例を、 『持丸長者』(広瀬隆著)を要約する形で、取りあげてみようと思います。
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中国の排出権取引の現状
○中国の排出権取引の実態
「悠久の昔から、黄河は中国北部の大地と人々をうるおし続けてきた。だがいま、めざましい経済成長の陰で、母なる大河が深刻な危機に陥っている。」ナショナルジオグラフィックから
このような危機の一方で環境貢献の掛け声のもと中国の排出権取引量(CDM:グリーン開発メカニズム)は世界の40%を占めるという記事(月刊誌「選択」08年7月号)がありましたので紹介します。
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洞爺湖サミット終わりました・・・
終わりました「洞爺湖サミット」
駅に立っているお巡りさんと、ゴミ箱がなくて不自由だっただけのサミットが終わりました。
写真はコチラから
どんな成果が、あったのでしょうか?
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戦後日本の高度経済成長を検証する NO.2〜ドッジ・ラインのしくみについて ジョセフ・M・ドッジって何者!?
前回、6月23日のブログで、「戦後日本の高度経済成長を検証する」という記事を紹介した。
今回は、その続きである。
戦後の日本を変えたドッジラインという政策。
それを立案・勧告した人物こそ“ジョセフ・M・ドッジ”その人だ。
だが、彼の正体は意外に知られていない。
よろしくお願いします
格差があるのはなんで?-2
格差があるのはなんで?-1のつづきです。
前回の記事をおさらいすると、
格差がなくならないのは、先進国が「援助」の名の下で収奪して、人工的に貧困を作り出しているから!!
資本家による搾取の構造を問題にする人は多いです。でも賃金をいくらか上げさせれば問題は解決するかというと、そんな気はしないですよね。市場の住人であることを強いられている以上、あの手この手で出費がかさむように仕向けられ、とことんむしりとられてしまうのが現実です。
その典型的な手口の一つである「緑の革命」を通じて、その構造を見ていきます。
そもそも緑の革命って?